フリーランス専門税理士の磯俣です。
独立前後の預金残高への考え方について書いていきます。
独立前はN字の預金推移
独立前の預金残高は、N字で動いていました。
👆こんな感じです。
6月と12月にボーナスがあるので、そこで預金残が大きくなります。
そしてボーナス後は、次のボーナスまで徐々に減っていきます。
ボーナスは税後利益が良ければ上乗せされることはありましたが、最低限度は必ずもらえていました。
将来どうなっていくのかは分かりませんが。
面接時に、”年収は月給×16・5カ月(実質)”と説明を受けたので、景気が落ち込み会社が支給できないと判断すれば月給×12カ月にもなりうるのでしょう。
給与規定もそういう記載ぶりでした。
幸いにも私が在籍時には、16.5カ月以上もらえていました。
独立前は、きちんともらえる給料とボーナスがあり、預金残高に対して独立した今ほど気を配っていませんでした。
サラリーマンは年末調整で納税感覚はないですし、安定給料で貯蓄に対しての認識が薄くなるのも無理はないなと感じます。
独立後は自分で管理しなければならない(収入と支出)
独立後の貯蓄額は増えました。
収入も支出も、どちらも管理できるようになった・管理しなければならないからだと考えています。
もちろん収入を増やせる選択肢を持っているも大きいです。仕事を取っていけば、その分収入が増えるわけですし。
給料は安定収入ではありますが、評価して給料に反映されるまで時間がかかります。
ボーナスの査定や昇給査定のときですね。
半年後くらいでしょうか。
自分で管理できるようになると、必要なモノやサービスにお金を使い、「別にいいかな」と思うようなことにお金を使わない感覚がでてきました。
収入が途絶えても半年以上は問題ないくらいは、銀行に置いてありますし、置いておかないと不安です。
貯蓄額が多い少ないに収入の影響は少ない
👆で書いてきたことと矛盾したことを書きますが、収入が多いからといって貯蓄額が多いとは限りません。
税理士としていろんな方の収入や預金残高を見させてもらう機会がありますが、収入がずば抜けて高くなくとも預金残が多いかたもいます。
反対に収入が多くても、その分支出が多いと預金も少ないですね。