残業って良いイメージないですが、評価される会社もあります。(こちらのほうが多いかも)
一方、残業を評価しない会社もあるようです。
残業の良し悪しを一言で片づけるのは難しいですが、私なりの考えを書いてみようと思います。
残業が評価される会社だと工夫、改善は生まれにくい?
残業が評価される社会が多いのではないでしょうか。
私もそういった会社(会計事務所)を経験してきました。
残業が評価されてしまうと、朝はダラダラして夕方から本気だす人が有利です。
前日、遅くまで働いて(たまに飲みに行って)、翌日の午前中はボーっとした表情で過ごす。ランチして15時くらいから、前日のだるさやお酒が抜けてきて、本気を出します。その人にとっての始業時間は15時なんです。
15時から24時が勤務時間ですね。
特に上司がそういうタイプだと、朝からきちんと仕事している方にとっては、拘束時間が長くなります。9時から24時とか・・?
残業が評価される会社では、午前中にサボって、同じようにダラダラしていました。
そういうときに自己研鑽しておけば良かった、という後悔があります!!
また、そういった環境では、効率化や今までのやり方を変える発想が生まれなかったです。
「とりあえず、前任者、上司の言う通りにやっとけばいいか」というような感じです。
工夫、改善しようと思って試したこともありましたが、止めてしまいました。
それは、工夫、改善しても新たに仕事が増えるだけで、メリットを感じなかったからです。
しかし、工夫や改善したことは、自分の中での財産になっていますので、すぐに工夫、改善を止めずに私の中にストックさせても良かったですね。(ここでも後悔・・)
思い返してみると、会計事務所時代の私は思考停止していました。
基本的な仕事は覚えられて、今も生きている知識スキルはあるので良い面もありますが。
このままじゃマズイと思い、会計事務所から足を洗って上場子会社経理に転職しました。
もっと働きたいときもある
会計事務所から上場子会社経理に転職しても、残業が評価される雰囲気ではあったものの、会計事務所業界よりは、マシでした。
「残業しろ」と言わないのですが、無言の圧力(私が自意識過剰なだけかもしれませんが)を少し感じてしまいました。
3月決算では土日出勤したこともあったりしましたが、工夫、改善、経験を積むと、決算絡みの残業は、翌年には激減しました。
上場子会社経理に転職して、残業したものがそこまで評価に影響されないことや、そもそもの残業時間が減りましたが、それでも「もう少し働きたいな」と思うことがありました。
そういったときには、会社で残るのではなく、翌日早めに出社したり、自宅に持ち帰って仕事していました。
とはいえ、私はイヤイヤ早めに出社したり、持ち帰ってわけではありません。
dropboxを開設して資料を置いたりして、dropboxの研究にもなりました。
本来は、資料を会社のサーバー以外には置いてはいけないのでしょうが。
仕事であれ、遊びであれ「〇〇したい」と思った時が一番成長するのかなと思っています。仕事のスキルであれ、dropboxのようにITツールの勉強にもなりました。
そもそも残業という概念がない働き方を目指して
独立して残業という概念がなくなりました。
確定申告や数字を早めに固めたほうがお客様にためになるな!と思った時には夜でも仕事したいですし、していました。
独立すれば上司がいなくなり自由な反面、責任が強くなります。
自由と責任は表裏一体な関係でもあります。
上司からの評価はなくなりますが、既存・将来のお客様からの評価になります。
時間で評価されることはなく、仕事内容や価値提供での評価です。