税理士にお願いする理由の1つに「期限を決めてもらえること」があると感じています。
めんどくさい経理や確定申告はどうしても後回しになりがちです。
目の前に仕事があれば売上が上がる仕事を取りたくなるものですし、仕事の締め切りに追われていれば、やはり経理関係の仕事は後回しです。
いつかやろうは、結局やらない
「いつかやろう」のいつかは、多くの場合訪れないのではないでしょうか。
小学校の夏休みの宿題でさえも、1カ月以上休みがあるのに、2学期が始まる直前に終わらせることもあったでしょう。
私は好きな勉強は、夏休み入ってすぐに終わらせていましたが、読書感想文など嫌いなものは後回しでした。
経理や確定申告も同じだと思います。
・いつかやろう
・ヒマになったらやろう
と思っていても、ヒマになれば遊んでしまうか、他の仕事をしてしまうことでしょう。
そうこうしているうちに、年内が終わり、申告期限の3月になってしまう方がほとんどです。
今までご自身で確定申告をしていた方からご依頼を受け、前年の確定申告を見せて頂くことがありますが、たいてい申告しているのは3月15日ぎりぎりが多いです。
資料を用意する日を予定に入れておくのがオススメ
税理士に依頼しても、資料を用意してもらえなければ、経理も進みませんし確定申告もできません。
そういう方には「〇〇日までに資料を送ってほしいです」とお伝えしています。
いつまでに資料を用意すればいいのか、ルーティーン化してしまえば、やらざるを得ない状況になります。
忙しい方でも、毎月きちんと資料を送って頂けています。
送って頂けない方もいますが、月末までに送って頂くなど調整しています。
資料を用意する中で「あっ!そういえば」という疑問がある
税理士に資料を送って確定申告までやっといてくれれば良い、というスタンスもあります。
ただ、資料を用意しているうちに、色々と疑問点もふっと浮かんでくることもあるのかなと感じています。
・経費になる、ならない
・納税金額はいくらくらいかな
・ふるさと納税いくらまでOKなのか
・ネットにはこう書いてあったけど、どうなのか?
・ネットにも書いてないような取引
など、疑問を投げられるのが税理士だと感じています。
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