税理士試験や大学受験勉強していて「また来年も同じことやるのか・・?」と思った事について書きます。
勉強の踏ん張りどころで思った
勉強していて辛いなと感じた時に「また来年もやるのか」と自分自身に問うようにしていました。
税理士試験に落ちた年は「まあ来年もあるし」と諦めた時です。
(本当はムダにしていい1年なんてないのですが)
逆に合格している年は「いや、もう来年は同じことしたくない」と決意しています。
資格を取ってこうしたい、こうしていきたい、ということもありましたが私の中では来年も同じ事やるのかどうか、という基準の方が大きかったような気がします
勉強がきつい時に他人と比較しても余計に辛くなるだけだと思っています。
私の場合は他人と比較するよりも「また来年も同じ勉強やるのか?」どうかを自問自答し踏ん張れた気がしています 。
受験仲間と比較して成長できる部分もありますが、自分との勝負という側面も大きいです。
税理士試験とは違いますが、大学受験の浪人時代も同じような事がありました。
私としては「せめてマーチレベルが合格したいな」と思って勉強していました。
早稲田大学を受けていましたが、気持ちの中では「最低限でもマーチレベルを合格したい」という考えでしたので結果的に明治大学に合格したのだと思っています。
言葉の力は偉大です。
税理士試験中に思った
試験中にも「また来年も同じ勉強するのか・・?」と感じたことあります。
それは、同時税理士試験の簿記論を受験していたときです。
簿記論は第一問25点、第二問25点、第三問50点という点数配分になっていますが、第二問に全く見たことがない、やったことがない問題が出題されました。
当時私のTACでの簿記の成績は、上位数パーセントでした。
なので「解けるはず!」と思って最初の数分をかけて問題を解いていました。
ですが考えても考えても全くわかりませんでした。
当時の情景を覚えていて外では雷が鳴る中、激しく降る雨音も聞こえていました。
受験当時から10年以上経ちますが、未だに覚えています。
「やばいなあ・・」と思いつつ時間ばかり過ぎてしまいました。
その時にふと「また1年同じ勉強するのか・・・?」と自問自答しました。
でも「嫌だ!」という答えでした。
そこで「上位数パーセントの私が解けない問題なのだから、他の受験生にも相当難しい問題なんだ!」と頭を切り替えることができ、第二問を全て捨てて次に進むことはできました。
結果的に第二問は 25点中0点でしたが、第一問と第三問で点数を稼ぎ合格することができました。