何事も努力したからといって、すぐに成果がでるものではないと思っています。
仕事、勉強、スポーツも。
子どものころの鉄棒の逆上がりも、何度も挑戦しているとあるときにクルっと回ることができたのではないでしょうか?
自主的な長時間労働はアリだと思う 量から質へ転化
会計事務所業界時代は割と長時間労働でした。(私にとっては)
忙しくない時期で、残業60時間、普通で80時間、忙しいと100時間超くらいだったと思います。
もっと残業している人もいるでしょうし、もっと少ない方もいます。
お客様先から事務所に戻る17時や18時頃に帰宅しようとしている方々の流れを逆走するように、事務所に戻ったことが懐かしいです。
あのときは本当に早く帰りたかったです・・
税理士業界的に長時間労働が問題だとは思いますが、あのときの労働時間や精神的苦痛?によって強くなれたとは考えています。
時間を投下して量をこなすことで、見えてくるものがあります。
散々、税理士業界や会計事務所業界はブラックだと言っていますが、それは長時間労働が大前提になっていたり、仕事のやり方を変えないことで長時間労働になっていることが問題だと感じます。
当時は、長時間労働を半ば強制されていましたが、量をこなしたことで、働き始めてから短いなりにも税理士として独立しようと思えるようになったことは確かです。
勤務時代から独立を前提に、もっと貪欲に吸収しても良かったかなという後悔は少しあります。
勉強も同じ 量質転化
勉強も同じです。
簿記なんかは借方、貸方など意味がわからなかったです。
「簿記はつまらない!」その通りだと思います
👆意外にも「簿記 楽しくない」という検索で読まれています(笑)
簿記の勉強では、
・在庫の仕訳(「しいくりくりしい」と暗記した)
・税効果会計
・資産除去債務
の論点は、理解するまでは時間がかかりました。
最初は意味も分からずとりあえず問題を解いて、量をこなしていました。
何度も何度も問題集を繰り返しているうち、そして考えているうちに、理解できるようになりました。
税理士業界では使わない知識だった税効果や資産除去債務は、上場子会社経理へ転職すると必須の知識でした。
一度きちんと理解すると思い出す必要はありますが、ゼロからではないので、そんなに負担にはなりませんでした。
地道に続ける
努力したことがすぐに成果につながりません。
成果は、何事も地道に努力し続けることで出てくるのかなと感じます。
ただ惰性で続けるのではなく、目的意識や問題意識を持ちながら続けることが大切ですね。
【関連記事】