「税金が高い」と聞くこともありますが、多くの方は社会保険が高い印象です。
だからこそ、ミニマム法人を設立する方が増えているのかなという印象。
社会保険は月額の給料で決まります。
細かいところでは残業代や交通費を含める、含めいないがありますが。
会社負担と社長の本人負担分があります。
ざっくり半分会社、半分社長負担です。
とはいえ、会社とはいえひとり社長ですし、実質自分の懐からお金が出ていくことに変わりありません。
ミニマム法人であれば数万円の役員報酬にしているでしょう。
「低額の役員報酬+事業所得」という組合せ。
ただ、低額の役員報酬(年収100万円ほど)にしても、会社と社長個人が負担する社会保険料は年間30万円はかかります。
30%の社保負担です。
会社の税金(法人税、法人住民税、法人事業税)の税率は、25%未満です。(利益が800万円以下を想定)
実は社保のほうが高いと感じるのは、この税率差です。
多くの方は税金が高いのではなく、社保が高いです。
ある程度のラインを越えてくると「税金が高い・・」状況に変わります。
所得税の税率が33%超えてくるラインですね。住民税も含めると43%です。
もちろん、控除額があるので一概には言えないのですが。
・ミニマム法人事業所得で稼ぎが出てくる
と税金の負担感は出てきます。
何かを得れば、何かを失う関係のようでうす。