会計事務所から事業会社の経理への転職は、不安もあるでしょう。私が感じていた不安や気持ちについて書いてみます。
※転職を決めた当時(沖縄にて)
不安
会計システムへの不安
会計事務所業界にいると弥生会計や勘定奉行などの会計ソフトに触れることが多いでしょう。
私も実際にそうでした。
ある程度の企業規模の経理に行くとなると、独自の会計システムを持っています。
私は当初ここに一番不安を感じていました。
弥生などの会計ソフトは、使い勝手が分かるのですが、企業の会計システムはどうなんだろう・・・と。
結論としては、「会計システムに対して入社前から不安になってもムダ」かなと。
既に企業で働いている方は毎日のように会計システムに触れているわけですし、どうにかなるものです。
3か月もすれば慣れてきます。
人間関係・離職率・職場の雰囲気への不安
会計事務所業界は離職率が高いです。
大手税理士法人時代は、毎月必ず誰かしら辞めていってました。その分採用して入社してくるので、総人数的には大きな変化は無いのでしょうけど。
私は転職するにあたり、離職率の低い会社を選択しようとしていました。
ただ、会計事務所業界よりも離職率が高い会社ってそうそう無いと考えています。(よっぽどブラック企業は除きますが)
なので離職率の問題はクリアできます。
(むしろ辞めなさすぎ問題があるとは、当時思ってもみませんでした。)
面接で職場の雰囲気が分かるかというと、何となくはわかります。
面接を担当する方は経理部長だったり、それなりの役職者が出てきます。
役職者の方が、”うちの会社は、こんな雰囲気です”と伝えてくれると雰囲気は掴めてきます。
ただし、これを鵜呑みにしないようにしたいものです。
役職者は、組織を組織図的に見ていることがあるので、実際に入社してみると組織図通りでないことも当然ありえるのです。
面接担当である役職者の話しぶりや表情を見つつ、自分の経験や主観をミックスしながら考えてみましょう。
出口戦略も考えておく
出口戦略というか、何を達成したいのか決めておくと良いでしょう。
ざっくり私の場合は、
・上場子会社経理の決算業務を一通り経験すること
・仕事を評価してもらうこと
・5年間は居るだろうな(実際4年)
と決めていました。
自分の中でハードルを決めておくと、それに向かって継続して努力もできます。
また簡単に辞めることを防ぐ手段にもなり得ます。ちょっとくらいイヤなことや不満があっても踏ん張れたりもします。(もちろん無理に我慢するのは止めておきましょう)
まとめ
会計事務所業界から事業会社経理への転職に際しての、私が不安に感じたことを書いてみました。入社前に色々と不安があるでしょうが、最終的には入ってみないと分からん!ということが多いです。
入社してみて、どうしても・・・となれば転職しやすい時代もあるわけですし。
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【編集後記】
筋トレを継続していると走るのが速くなったような・・・筋肉で体を動かしているので、筋肉が増えれば、速くなると思うのですが、タイムを測ってみようかと。
【育児日記】
兄:毎日同じ道で登園するのに飽きたらしく「今日はこっちから行って」と違う道を通りながら登園しました。
妹:登園時に上着を着たくないとなるのですが、自転車で走りだすと寒いのか「着る」となります。