かつて口座開設していたり借入をしていた銀行や信用金庫があるかもしれません。
私もかつて口座を開いて借入をしていた信金があります。
そういった信金に相談をするか?
私はしません。また「相談しても良いか?」と聞かれれば止めたほうがいいと回答しています。
利害関係がない→本気ではない可能性
かつて口座を持っていたり借入があっとしても、今は金融機関のお客様ではありません。
そういった金融機関にお金の相談しても意味がありません。
再び口座開設をしたり借入をするかもしれませんが。
借入も「他で受けられないから、うちに相談に来たのかな?」と思われるリスクがあります。
なんの利害関係もない方から相談されても金融機関側も困ってしまいます。
なんでも無料相談できる公的機関ではありません。
金融機関も民間です。
相談させてくれても金融機関が得する話かも
かつての金融機関が相談に乗ってくれたとしても、それってどこまで本心というか本音はどこにあるのか気にしておきたいです。
私が担当した事例では、土地や建物などの不動産をお持ちの方がそれを売却する方向で、金融機関が相談に乗ってくれることはありました。
売却すると売却代金の数パーセントが金融機関の収入になる仕組みでした。
土地と建物なので数パーセントでも、良い金額になります!
本人は売却したくない意向でしたので断りを入れました。
仕事はお金が絡む。「しゃっきん」と「かりいれ」の違い
金融機関は慈善行為、ボランティア活動ではありません。
お金のない方に貸してあげる機関でもありません。
お金がある方に貸すことで、安定的に利息収入を得るのが仕事のひとつです。
これが”晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる”と言われるゆえんでもあるのでしょう。
「お金がないから貸してくれ」というのは「しゃっきん」。
「かりいれ」は仕事に関するお金がこれだけ必要になるので貸してくださいね、というビジネスの話です。
「しゃっきん」と「かりいれ」は借入と同じ文字を使うものの、内容は全く別物です。