最初に勤めた法人で最終挨拶で「またいつでも戻ってきて」と声をかけられ、”それは無い”と心の中でつぶやきました。とはいえ、税理士業界なら出戻り就職も「あり」だと思います。
採用側のメリット
元々居た人なので、仕事ぶりや人間性が分かります。
事務所独特のルールや、ソフトの使い方をゼロから教える手間が無いですし、どのくらい戦力になってくれるのか計算できます。
新規採用は、2回ほどの面接では不明確な部分が残りますし。
リクルート費用をかけなくて済むのも大きいでしょう。
一般企業経理では、派遣社員として来てもらい、後々正社員とするやり方がありました。
しかし、会計事務所業界では、見たこと無いやり方です。(あくまで私の経験上)
元従業員側のメリット
どんな事務所か分かった上で戻るという選択ができます。
戻るに当たって注意することは、
・勉強中の方は、勉強時間の確保
・年収の再確認
です。
前に在籍していたときと同じ条件では、何らかの不満があり退職しているので、譲れない点は主張しておきましょう。
特に勉強中の方は、新しい事務所で環境の変化があるよりも、慣れた環境に戻るほうが負担は少ないでしょう。
勉強時間の確保が最優先の方は、特に出戻りのメリットは大きいでしょう。
会計事務所業界的に
会計事務所業界も他業界と同様に、人手不足です。
この状況であれば、事務所側も出戻り社員に「NO!」とは言えないでしょう。
考えた上で出戻りがベターということであれば、それで進みましょう。変な感情を入れることなく自分の将来を選択してほしいです。
【編集後記】
2018年は6月末時点で梅雨明け。暑いのでベランダで水遊びしました!2時間も。