年末になると来年のカレンダーを頂く機会が増えますし、会計事務所に勤めていた時はお客様にお渡ししていました。
卓上カレンダー作成費用は広告宣伝費
卓上カレンダーを取引関係者に配ることは、年末の恒例行事ともいえます。
”取引先への贈答”だから「交際費」となるという考え方もありますが、「広告宣伝費」や「消耗品」となります。
卓上カレンダーの作成費用は、交際費にはなりません。
なぜ、取引先への贈答なのに交際費にならないのでしょうか?
それは、
カレンダー、手帳、扇子、うちわ、手ぬぐいその他これらに類する物品を贈与するために通常要する費用
は交際費にならない、と国税庁が示しているからです。
国税庁HPに書かれているから!という理由だけでは納得できないかもしれません。
そもそも、カレンダー、手帳、扇子等の費用は、高額になることがあり得ないものですよね。
卓上カレンダーの単価は、数百円~です。
単価が低く、金額的重要性を考慮して交際費以外の科目(広告宣伝費など)で処理することが認められています。
年末の挨拶回りも仕事なの?
拡大していく組織を目指すなら、カレンダーを持参して年末の挨拶をするが良いでしょう。
何社も挨拶して、ひょっとしたら仕事をもらえる可能性だってあるわけですし。
前の事務所では、挨拶まわりしたお客様をexcelで管理していたのを思い出します。
ただし、ひとり税理士・フリーランスだと単に挨拶だけというのは、時間がもったいないかなと。
打ち合わせは定期的にしているので、あえて年末に”挨拶だけ”を目的とするのはどうなのかなと感じています。
【編集後記】
酉の市へ行ってきました。初めて熊手を購入?しました。購入という言葉で良いのかな・・・
【育児日記】
酉の市で食べたり、射的などしました。その帰り道のデイケアサービスでもお祭りをやっていました。お年寄りの方は、小さな子を見ると楽しそうに眼がキラキラしていました。