freeeやMFクラウド会計から士業向けの記帳代行プラン(各社によって名称はいろいろ)があります。
freeeは話だけ聞いてみましたが、導入には至りませんでした。
MFのほうは独立してからの年数が浅い事務所は、プランを実質無料で使えるので試しに導入してみましたが、3年目からは年間60万(税抜)となり更新せずに終わりました。
ちなみに、記事執筆時点でシルバー会員です。
クラウド会計の意味なくないか?
記帳代行プランで税理士側(会計事務所側)が処理をしてしまうと、せっかくのクラウド会計の良さが消えてしまうのではないか、という悩みが解消されることなく2年が過ぎ去りました。
初めてクラウド会計を触ったのは、2014年くらいだったと思います。
そのときネットでできる会計ソフトに感動しました。
お客様も税理士も同一のデータを確認できることに共感しました。
クラウド会計の導入で自分で経理する機運は高まっていたと感じます。
せっかくのクラウド会計の良さが消えてしまうのではないかと、ずっと引っ掛かっていました。
その引っ掛かりが解消されることなく2年が過ぎたので、記帳代行プランの導入は見送りました。いつかまた導入することがあるかもしれませんが。
あと年間60万だと、私の方針ではペイできないとも判断しました。
私のところに来てくださるのは、自分で経理したい方がメインだったので、その方たちを記帳代行プランにしてしまうのも違う気がします。
記帳代行なら弥生のほうがいい
記帳代行プランで通帳やカードを同期させると記帳代行の速度は速くなったと感じたのですが、修正やそれ以外の処理を含めると、劇的な効果はありませんでした。
タスク管理をしているので、入力にかける時間を把握しています。
感覚としてはラクになったところもあります。
・摘要欄を入力しなくていい
・残高が合っている(きちんと同期さえすれば)
・家事案分の登録さえすれば自動でやってくれる
私の使い方が悪いのか、それ以外の処理の時間はかかったようです。
クラウド会計はブラウザでの処理のため、遅いです。
だから弥生会計のようにバシバシ入力はできないのも一因かもしれないです。
まとめ 大量の記帳代行を請け負ってないから
私は記帳代行を請け負っています。
ですが、大量の記帳代行が必要な案件は受けていません。
だからこそ、クラウド会計の記帳代行プランに魅力を感じなかったのかもしれません。
大量の入力があれば、助かるプランだと思います。
大量の記帳代行があるような顧問先なら、顧問料もそれなりに頂けると思うので、事務所全体で考えると年間費用もペイできるのでしょう。
私の場合は、弥生会計とストリームドです。※記事執筆時点