会社の社用携帯持ちたくないから転職した

経理転職、会計事務所転職
Pocket

私は3つの職場を経験しました。社用携帯ありが1つ、無しが2つです。
社用携帯を持ちたくないから転職しました。
私が経験したことなどについて書いてきます。

 

スポンサーリンク

会社の社用携帯ありの税理士法人

1つ目の税理士法人では社用携帯がありました。
社員同士の内線も社用携帯で会話していました。
外線があっても社用携帯に転送機能もあったりして、「電話を取る」ことに関してはメリットがありますね。

ただ、私は精神的に疲れました。
しょっちゅう上司やお客から電話もきますし、固定電話も鳴るので日中は電話中心でした。

私の同僚は、上司からの電話を気づかず2~3時間放置していたら、イスを蹴られていましたね・・!
そういうこともあって、上司から電話がかかってくると、気持ちが沈みますし、息が苦しくなることもありましたね。

夜になっても上司から電話やメールが送られてくるので、私は事務所を出た瞬間からサイレントモードにして、翌日まで見ませんでした。
翌日になると、着信回数と未着メール件数で、げんなりするんですけどね・・

だから、さっさと見切りをつけて辞めました。

 

会社の社用携帯なしの事務所

2つ目の会計事務所では、社用携帯は無かったですが、プライベート携帯(スマホ)を利用していました。
お客さんからは「携帯の電話番号教えて」と言われることが多く、断ったり、断り切れなくて教えたりと私にとってはストレスでした。

断るときは「社用携帯は無いんですよね~」と(私なりに)爽やかに伝えると納得してくれる方もいました。
それでも「じゃあプライベートの番号教えてよ」と言ってくる方はは、たいていガツガツかけてくることが多かったです。

メールでのやり取りはしていたので、連絡手段は困っていないつもりでしたが、電話が主流の事務所なら致し方ないところかもしれません。
Gmailを利用していたので、自分のスマホからもメールを見れてるので出先でもメールの確認はできました。
そこはメリットかなと感じます。

繁忙期になると、所長から「あれはどうなった?」みたいな進捗確認が来たりすることもありました。

大手上場企業や外資系企業など優良な求人多数|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】

 

上場子会社経理

上場子会社経理では、地震や事故に備えて緊急用のためにプライベートの電話番号を教えていますし、管理されていました。
でも、プライベート携帯が鳴ることは一度もありませんでした。
もちろん私も誰かに電話をかけることもありません。

研修や外出先から直帰するときにプライベート携帯から、会社に電話を入れるときに利用するくらいでした。

会計事務所との違いは、「コンプライアンス」と「余裕」だと考えています。

上場系なのでコンプライアンスは相当うるさいです。
ハラスメントや法令をきちんと理解する研修などもありましたね。受けるだけの講習もありましたし、ディスカッション形式の研修までもありました。
会計事務所では、そういったことは全く無かったです。

あとは余裕ですね。

スケジュールの余裕もそうです。
月間、年間スケジュールがある程度決まっているので、その期日に遅れることなく先取で仕事に取り組むので、慌てることは少ないです。もちろん四半期や本決算は時間が限られているので、慌ただしくなりますが、通常では「これ急ぎで」ということは少なかったです。

あとは利益、お金の余裕でしょうか。
会計事務所の業界よりも構造的に利益額が大きいです。
ということは、社員にそれなりの給料を払えます。
ゆえにギスギスした関係になりにくいと感じます。

 

【関連記事】

会計事務所から見る隣の芝(企業経理)は青いのか

転職活動は繁忙期前にメドをつけておきたい(私の実体験も含めて)

会計事務所(税理士事務所)から事業会社への転職理由

 

タイトルとURLをコピーしました