たまに質問されることで「クーペは経費にならないんですよね?」があります。都市伝説だと思ってましたが、気になる方はいるようです。
※ツインリンクもてぎ
事業で使っているか
そもそも論として、事業に使用しているものが経費として認められます。
例えば子供用の学習机を購入したら、どうなるのでしょうか。
私が購入すれば、単なるプライベートなものであり、経費になりません。
学習塾を経営している方なら、経費になります。
このように事業に使用している・していない、が大原則です。
車を購入するのも、事業に使っているのかがポイントです。
どうしたら経費になるのか??
記録を残す
クーペなど個人的嗜好の強い車を事業のために使っているのであれば、殊更に運転記録を残しましょう。
行先・目的・相手先などを簡潔で構わないので、記録として残しておくことで証拠になりえます。
遠方への出張に行く際には、確実に記録に残しておきましょう。
書式は特に決まってません。
ハイエース・キャラバンのように、いかにも仕事に使っている車の記録まで残しているのか、というと微妙なところです。(会社規模がそれなりに大きくなれば、確実に記録を残しています。)
会社の規模感
売上や利益とのバランスも重要かと。
個人の年収で考えてみると、
年収300万の方が2,000万の高級車を買うのか?買えるのか?
おそらく買わないでしょう。
(よっぽど親の遺産があるような方なら問題ないでしょうが)
いくらの利益なら大丈夫!という境界線は無いですが、バランスを考慮してみるのも一法です。
どうしても調査では目立つ
クーペや高級車でも経費になりえます。
が、、、あくまでも事業に使っていることをお忘れなく。
クーペ(2ドア)や高級車が固定資産台帳に載せてあれば、どうしても目立ちます。
「アストンマーチン2,000万円」などあれば調査でも「おっ!」となるのが普通かと。
立証するためにも記録を残しておきましょう。
【編集後記】
決算書の見方についての質問を受けました。伝え方など気づくことも多く、私もプラスになりました。
【育児日記】
兄:木登りにはまったからか、登れるものがあれば登ります。「なんで登ろうと思ったの?」と質問すると「だって登れるから」とのこと。
妹:手すりにつかまって登ろうとする兄に「おちちゃうよ~あぶないよ~」と言っていました。