経理方法をお客様にお話する際、「カード明細に何を買ったのか記載して、レシートは保管をお願いします」とお伝えしています。その方が経理が効率化できると考えているからです。税理士に丸投げだとお互いに苦しくなるので、送っていただきたい資料をきちんとお伝えするよう努めています。以前勤めた会計事務所では、会計事務所を保管倉庫だと思っているのか、要らない資料をたくさん送られて困りましたね。
カード明細で経理しても良いけど領収書(利用明細)は保管しておく
カード明細で経理するのは、一覧になっているので、月ごとにまとめて経理するにはラクです。
1カ月分のカード明細見ながら、経理できてしまいます。
ただし、注意点があります。
カード明細には、具体的に何を買ったのか書いていないことが多々あります。
とくにAmazonは書いてないですね。
カード明細みると「Amazon」のみ!!
Amazonにはあらゆるものが販売されているので、これでは何を買ったのか分かりません。
履歴を見ながら経理することになるでしょう。
領収書は保管しておきましょう!!
カード明細だけでは、証拠能力が低いです。
国税庁も「カード明細だけじゃね・・」という見解です。
後述しますがAmazonは、カード明細見ても何を買ったのか全く分からないです。
そのため領収書、レシートをカード明細と一緒に保管しておいたほうが良いでしょう。
あくまで、対税務署への説明責任のためです。
月々の経理は、カード明細で処理しても問題はありません。
ただし、ダブりでの入力は注意が必要です。
カード明細で入力して、レシートで入力すると経費の二重計上になってしまいます。
「カード明細で入力➡カードのレシートは保管のみ」
といったような方法にしておきます。
フリーランスは仕事用とプライベート用のカードを分けてもいいかも
私は個人事業主(フリーランス)として活動しています。
以前からクレジットカードを2枚持っていたので、1枚を仕事用、もう1枚をプライベート用としています。
特にAmazonで使い分けしていますね。
仕事関係の書籍を購入するときと、オムツなどの日用品を購入するときに、決済カードを使い分けします。
仕事用のカードをクラウド会計に同期させているので、仕事用カードで決済したものは、クラウド会計に上がってくるので、「これは仕事用?プライベート用?」と考える手間を省くようにしています。
Amazonプライムで購入した場合、領収書が入っていないことがほとんどなので、使うカードで分けています。
入口で判断しておけば、後がラクになるように意識ですね。
印紙は不要
現金5万円以上で支払った領収書には印紙を貼ります。
が、クレジットカードで支払った場合には、印紙は不要です。
レシート、領収書の記載により、
「本体価格+消費税」➡税抜で判断
「金額(消費税含む)」➡税込で判断
となります。
関連:領収書をまとめたりexcelに記録することも「自分で経理」です!
【編集後記】
昨日は、午前中は仕事で午後から池袋にて打合せでした。西武デパート入口付近は、税理士試験の専門学校の帰りに仲間と立ち話をよくしていましたね。様変わりしていました。
【育児日記】
妹が先に起きて朝からパズルを引っ張り出していました。後から起きた兄もそれを見てパズルやってました。久しぶのパズルでした。