独立するとお客様から直接、報酬をいただきます。サラリーマン時代は給料という形でもらっていました。安定的に給料をもらえるのは非常に助かりますが、直接報酬をいただける独立のほうが自分には合ってるのかなと感じます。「感謝してもらいつつ直接お金をもらえる」ことが大きいと感じています。
サラリーマンの評価はボーナスや昇給に反映される
一般的なサラリーマンの評価は、すぐにお金という形で反映されません。
ボーナスや昇給など、半年から1年後に評価されます。
給料を下げることは簡単ではないので、企業も昇給させるのに二の足を踏むでしょうし、そもそも終身雇用を守ることは無理でしょう。
正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、そういうことだというふうに(大学側と)お互いに理解が進んでいるので・・
経団連 中西会長
その通りだと思います。
三菱商事子会社時代にも「この仕事に何の意味があるのか?」「この人のポストの仕事って?」と思うことはありました。
そういう仕事をさせて給料を払える会社もあるのかもしれませんが、今後は少なくなるのでしょう。
経理のわずらわしさを減らすお手伝いをしつつ感謝される
会計事務所時代に記帳代行をして、感謝されることは無かったです。顧問料の中でやってもらって当たり前!と思われていたんですよね。
記帳代行とは、お客様から資料を預かって、会計ソフトに入力していく仕事です。AIの発達により将来的になくなる仕事と言われて久しいですが、現状ニーズはあることはあります。
不思議なことに、独立して付き合う方が変わると、同じ記帳代行でも感謝されるんですよね。
どうしてなんだろう??と考えてみました。
これは、フリーランスや一人社長が私のお客様ということで、私のスタンス(ひとり税理士)に合っているからでしょう。
ひとりで活動していると、日々の経理、請求書発行、銀行業務などバックオフィスの仕事もすべて自分でやることになります。実際に私も、いわゆる雑務をやっています。
「ひとりビジネス」という括りで同じカテゴリーなので、経理のめんどくささなど共感できる部分が多いのかなと感じます。
人を雇っていれば、”給料を払ってやってもらう”ことができますが、ひとりでは無理です。
経理のめんどくささを一緒に考えつつ、一人一人に合った経理方法を模索していきます。
その方法を考え、提供することで感謝されるのかなと考えています。
感謝されるのは嬉しい
大手の広告などで「お客様の喜びは、私たちの喜び」みたいな表現を見かけますが、どこまで本当なのかと疑った見方をしてしまいます。
同じく、就職の面接で「お客様に『ありがとう!』って言われたのが一番嬉しいかった」みたいな発言をする人にも疑いを持っていました。
が、独立してから感謝されることの嬉しさを本当の意味で気づけたきがします。
お金だけでなく、認められたり感謝されるのが嬉しいと感じています。
お金を直接いただきつつ感謝もされるので、フリーでやって良かったと思いますね!
関連:経理を税理士に丸投げ(記帳代行)は、もったいないお金の払い方かもしれない
【編集後記・育児日記】
昨日は、ディノサファリに行ってきました。兄は集中して観ていました。ただ好きなスピノサウルスなどが出てこないことに多少の不満はあったかもしれません。妹は、暗闇かつ恐竜に怖がっていましたが、すぐに慣れた様子でした。トリケラトプスの赤ちゃんを見て「かわいい!」と言っていましたね。
明日から10連休です。平日毎日更新していますが、連休中のブログはどうなるのでしょうか・・(笑)