独立前に記帳代行やるのかやらないのか考えました。
私が出した答えは「やる」でした。
ただし条件つきです。
その条件について書いていきます。
仕訳数が少ない
私が会計事務所に勤めていた時、仕訳数の多い記帳代行が苦手でした。
多い少ないは人それぞれでしょうけど、私が感じる多いは月100仕訳以上です。
記帳代行しているうちに、飽きてくるし集中力なくなってミスが多くなることがありました。
人によっては月100仕訳は大したことないのでしょう。
当時「くれくらいすぐ終わるでしょ」「これはボリューム軽いうちだよ」と言われました。
自信を無くしましたね。
「オレ記帳代行ヘタなんだ~」と。
一方で、調べたりする仕事は好きでした。
会計事務所のときは調べて自己完結していましが、上場子会社経理では上司に説明することが求められました。
独立したときは、ひとりでやると決めていました。
ひとりで独立するなら苦手なことでやらなくても問題ないことはやらない方向にしました。
仕訳数の多い記帳代行はキャパと能力の問題でできないので、仕訳数が少ない記帳代行をやることにしました。
やらないことリストにも「仕訳数の多い記帳代行」と書いていましたね。
資料
会計事務所時代はお客様に「資料送ってください」としか伝えていませんでした。
お客様は何が必要で、不要なのか判断に迷うものもあると思います。
分からないので、”ひとまず全ての資料を送ります”という方ばかりでした。
資料が段ボールで送られてきて、その中から必要なものを探すことから始めていました。
これではいくら時間と人がいても非効率です。
お客様も高い送料を負担しているわけですし。
現在、お付き合いしているお客様と約束していることは、
・資料は毎月送る
・送り方を共有する
です。
毎月送って頂かないと必要なときに数字が見れないですし、確定申告期にまとめて送られても対応できません。
資料の送り方も雇われていたときの反省を生かし、顧問契約が始まるときにじっくり時間をかけてお伝えしています。
カオスな資料の山と入力の多さに耐えられなくなり三菱商事子会へ転職