独立してからも解約がありますが、会計事務所のときにも解約がありました。
独立後は少し気にします。
「もっとこうしたほうが良かったかな~」「あれが良くなかったのかな~」とか。
ですが、解約してホッとする気持ちになることもあるわけで、悲しいばかりではありません。「助かったな~」と思おうこともあるわけです。
会計事務所のときは気にすることすらありませんでした。
もちろん気にする素振りは見せていましたが。
事務所のトップに惹かれてきたお客様だから
お客様に大損害を与えるようなミスがない前提ではありますが、会計事務所のときの解約は気にしていません。
会計事務所を解約するお客様は、もともと事務所のトップ(所長)の能力や人柄を見て契約したと思うのです。
もちろん紹介だから断れなかった・・ということもあると思いますが、それは双方に問題があるでしょう。
人と人の関係っておもしろくて、磁石です。
自分に合う人を引き付けます。
トップに合う方がお客様だからといって、その従業員と合うかどうかは別問題な気がしています。
解約になったからといって、いち従業員が気にすることではありません。
従業員とお客様の相性が良くないと感じたら、策を講ずるのがトップの仕事です。
むしろ、そういった舵取りが社長や組織トップの仕事です。
それを精神論だけで語り、従業員のせいにするのは違うかなと考えています。
トップを儲けさせる必要もあるがほどほぼに
会計事務所トップから給料をもらいます。
なので、トップを儲けさせて評価を高め、給料を上げていくという戦略もあります。
大きな組織だったらありえることかもしれません。
自分の上司がライバルである他の上司に勝ってくれれば、自分も引き上げてくれる可能性があります。
だからこそ、上司に仕える意味があります。
リターンが望めますので。
ですが、会計事務所ではどうでしょうか。
事務所トップを儲けさせてもリターンはあるのかどうか・・・
私はリターンはないorちょっとだけ、だと感じます。
トップをガッポリ儲けさせて仕えるよりも、自分のキャリアや経験を大切にしたほうが良いと考えています。
「そんな気持ちじゃ独立できない」に対する反論
こんな私でも独立してから、何とかなっています。
ただ、会計事務所にいたとき「そういうスタンス(気持ち)じゃ独立してやっていけないよ」と言われました。
ある意味で正解で、ある意味で不正解です。
その職場での私の言動だけを切り取ったら、正解です。
やる気の感じられない従業員だったでしょう。
ただ、その事務所のお客様と私の考えたや方向性が似たような方がいなかったのでミスマッチでした。
ミスマッチなのでどう頑張っても合わないのです。
そういう意味では不正解です。
こんな不真面目な?従業員でも独立して、やっていけています。
独立を考えているのであれば、事務所の解約については、悩むだけ損でしょう。
以上が、会計事務所のいち従業員が解約について気にする必要がない理由だったり、私の体験でした。