記帳代行がダメだと思っていません。
やりようによっては、記帳代行は仕事の幅を広げてくれるのではないかと感じています。
記帳代行にいらない資料とは
たんに「とりあえず資料をください」とお伝えし、「はい、分かりました」と段ボールに関係のない資料ばかりもらっても・・・
記帳代行には関係ない資料とは、
・住民税の納付書
・プライベートの飲食と思われるレシート
・納品書
とかでしょうか。
プライベートのレシートは分かりやすいですね。
住民税の納付書(コンビニ払い)は、経費にはならず払ったら終わりです。
コンビニ払いもオススメしておらず、口座振替がオススメですね。
納品書も記帳代行する分にはいらないと判断しています。
期末(年末)に在庫の計上をするために必要かもしれませんが、そのときに使う資料であって、記帳代行する分には不要だと考えています。
伝える力
このように一見すると必要っぽい資料もありますし、プライベートのレシートはいりません。
これを伝えられるか、伝わるように伝えられるか、が大切だと感じています。
「ひとまず送って」とカンタンな言葉ではありますが、言われたお客様は混乱すると思います。
ならば、必要なものをピックアップしてお伝えするほうがお互いにラクです。
手入力以外の選択肢がある。ストリームドやexcelインポート
手入力ってテンキーをバシバシ打つイメージがありますよね。
私もテンキーは使っています。
↑記事執筆時点も現役です。
現代の記帳代行は、手入力だけでなくストリームド(MFのサービス)やexcelのインポートという選択肢もあります。
弥生会計からも帳票読み取りから仕訳になるサービスもあり、私は利用しています。
ストリームドも弥生のサービスも便利です。
すべてを手入力する記帳代行とはちょっと違った体験でした。
excelのインポート機能は、excelの勉強になるので利用しています。
会計事務所にいたころ、ただデータをインポートするだけに4時間以上かかったことがありました・・
今なら5分くらいのレベルでしょう。
当時よりはレベルが上がっていると言えます。
比較するレベルが低すぎますが・・・(笑)
記帳代行メインなら独立したほうが吸収は早い
当時、excelのインポートに4時間かかったこともあり、断念しました。
その後はひたすら手入力をやっていました。
excelを触っていると「遅いから手入力して」と言われるくらいでしたし・・
独立すれば、4時間もexcelを触っていても文句を言われることはありません。
インポートに4時間も使いたくはありませんが・・
独立後のほうがストリームド、弥生、excelインポートを使えるよになり吸収力はついています。
記帳代行メインの事務所であれば、独立してからいろいろやってみて合う方法を探したほうが業務の幅は広がると感じます。
先程から書いているMF、弥生、excelインポートなど、自分と合う方法&お客様が資料を用意しやすい方法を模索することができます。
ヘンなクセ(すべて手入力とか)が付くくらいなら、独自の記帳代行の方法を見つけることも可能です。
・相続業務をやらない事務所
・記帳代行メイン
なら、早めに独立してしまったほうがメリットが多いでしょう。
『ひとりで独立する税理士がやっている営業、やってない営業』
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『家族がパニック障害になったら』