2023年10月に開始されるインボイス制度。
インボイスを導入しなくて課税事業者になる売上を下げれば良いんじゃないの?
インボイス制度やめてくれないかな~と思っています。
「今まで(免税事業者で)消費税を払ってなかったんだから、これを機に払えばいいじゃん」といった意見もありますが、それは自分で仕事している方(会社経営や個人事業主として独立)のいわば内輪ネタです。
それ以外の方に関係の無い話だと思っていましたが、どうやら違っていました。
それが電気代。
インボイス制度と電気代に何の関係があるの?と思うかもしれませんね。
売電と関係しています。
太陽光パネルにより売電が可能で、自宅に取り付けたり、投資としてやっている方もいます。
多くの方は家庭レベルでの売電を目的いることでしょう。
インボイス制度と売電の関係により、結果的に電気代が上がるかもしれない、という話です。
インボイス制度の仕組みについては、↓を読んでいただけるとありがたいです。
自宅に取り付けた太陽光パネルで作られた電気を、電力会社が購入します。
従来、電力会社は購入する電気代を、納税する消費税から引くことができていましたが、インボイス制度導入後は、そうもいかなくなる・・
その結果、電力会社の納税額が増えてしまうよー!ということになります。
2月17日の衆議院財務金融委員会における資源エネルギー庁長官の答弁によると、「仕入税額控除できないことにより『やむをえず』発生する負担」の額は以下の通り、総額58億円です( 議事録 参照)。
・10kW/h未満の太陽光発電設備:15億円
・10kW/h以上の太陽光発電設備:39億円
・その他の再生エネルギー:4億円
世界情勢の影響も受けて電気代が上がりました。
そこに日本国内の問題(インボイス制度)でも電気代が上がるのでしょうか。
社会保険も上がるのだとか・・
税金の目的は、資産を持っていたり、収入の高い人から税金を多めに払ってもらい、それを社会に循環させましょう、という意図だったと認識しています。
ですが、実情は払った税金は社会には還元されずに国外へ逃げてしまっています。
色々な途上国へ支援としてお金が流れています。
もやは日本が途上国に成り下がっていると感じます。
話を太陽光パネルとインボイス制度に戻します。
太陽光パネルとインボイスが合わさることで、電気代が値上げされそうな世の中になっています。
そもそも太陽光パネルも意味がないでしょうね。
都内では太陽光パネルの義務化です。
現在、建築している我が家は義務化される要件には当たらずホッとしました。
というのも都が太陽光パネルを推進し、補助金なども出してくれるみたいですが、おいしいとこ取りは難しいです。
補助金もらって設置しても
・思うように売電できないリスク
・屋根に穴をあけて雨漏りのリスク
・10年後にゴミになる
ことを考えると、太陽光パネルを設置しなくて良かったです。
結局、売電&インボイス制度で電気料金が上がってしまったら、太陽光パネルの効果も薄くなります。
そして、そもそも論。
エコだと思われている太陽光パネルですが、実はエコじゃないかもね、という意見もあります。
電気自動車にも言われていることですね。
作るまでに相当なエネルギーを要するので、作った時点ではエコを回収できていないのでは?という話も。