たられば、ではありますが、拡大を目指していたら家族との時間はなかったと思っています。
少なくとも今より家族との時間をきっちりと取れていたのか自信がありません。
拡大したら
・事務所固定費
・人件費
の分を仕事を獲得しなければなりません。
仕事の選り好みはできなかったでしょう。
仕事をどんどん増やしていかないと毎月の固定費をまかなえません。
採用すると固定費がかかるので、代表の私がいつまでも仕事を抱えていたかもしれません。
すると、忙しくて家族どころではなかったです。
会計事務所は労働集約産業なので、ある一定ラインを超えないと自分がラクにならないでしょう。
以前勤めていた会計事務所では、所長から「早くラクをさせてくれ」と冗談っぽく言われたこともあります。
仕事が増えるまでは時間があるかもしれませんが、いろんな営業で忙しく飛び回っていたでしょう。
・飲み会
・交流会
・各種相談(不動産、保険、商工会議所など)
・交流会
など。
仕事が増えてきてもスタッフを採用しなければ、ひたすらプレイヤー兼監督です。
やっと監督になれたときには、子どもたちは大きくなり一緒にいる時間は減っており、幼少期に一緒にいなかったことが原因で、家に居づらい父親になっていましたね。
「じゃあ仕事するか」とますます仕事に精を出していたかもしれません。
家に居たくないからという理由で。
仕事も大切です。
でも、家族や自分の生き方のほうがもっと大切です。
自分と家族を大切にしようと考えたとき、ひとりのほうが現実的な選択肢でしたね。