経費を使いすぎて”経費貧乏”にはならないでほしい

個人事業主(フリーランス)の税金・ひとり社長の税金
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会計事務所に勤務していたとき「節税になるから、〇〇も経費にしていいですか?」といった質問を受けることがたくさんありました。
してもいいけど赤字だから、そこまで意味がないですよ・・という会社さんも。
独立してからは「節税のために〇〇する」という方は少ないので、自分のスタンス次第なのでしょう。

 

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経費貧乏とは(定義)

経費貧乏とは、経費になるからといって収入のほとんどを経費で使いきってしまい、赤字(もしくは利益が少ない)で、お金も枯渇することをいいます。
※私の解釈です。

経費が多すぎて
・利益が少ない
・お金が少ない
ことです。

ビジネスが継続できなくなるのは、赤字かどうかよりもお金がなくなったときです。

黒字倒産なんて言葉もありますが、黒字(利益が出ている)でも倒産することがあります。
急激な売上増加に伴う仕入れや経費の出費に資金が追い付かず、倒産してしまうことが多いですね。

ひとりビジネスでは黒字倒産は考えにくいでしょう。

 

経費貧乏の何がダメなの?

経費を使いすぎて
・利益が少ない
・お金が少ない(増えない)
状態のうち「お金が少ない(増えない)」が問題だと考えます。

利益が少ないことで借入ができない、できても減額されてしまうリスクはありますが、そもそも借入をしないのであれば、そこまで大きな問題になることは想定されません。

 

むしろお金が増えないことのほうがリスクです。

・急な出費
・ケガや病気(保険制度もありますが)
など。

もしものときも現預金を持っているのが強いです。

節税と称して経費をバンバン使うのは、税金も安くなりますが、結局はお金も出ていってしまっている状態です。

税金を払っていったほうが金は残ります。

税金アレルギーは損すると感じますし、こういった説明はしています。

 

 

家事関連費の考え方(青色、白色)

フリーランスが経費を計上したいのであれば、家事関連費を計上するのがベターですね。

家事費(プライベート)と事業が混じりあっているものです。

たとえば面積割合で経費にできる家賃は典型例です。

どうしたって住む家は必要ですが、そこで仕事をしていれば、ご自身で計算した割合に応じて経費にできます。

 

 

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