私は会計事務所から子会社経理に転職しました。
そのときに「これは会計事務所よりも気持ちが軽くなった」と感じたことについて書いていきます。
申告書作成が年1回で良い
会計事務所のときは、毎月数件の申告をかかえていました。
事務所や部門の申告数を考えると、もっとあるわけなのですが。
経理に転職すると、当然ですがその会社の申告だけになります。
子会社、孫会社などあれば、その決算・申告も携わるのかもしれませんが、申告件数は減るのかなと感じています。
四半期決算もありますが、基本的にはその会社の決算だけなので、気持ちは軽くなりました。
「もう何件も決算申告しなくていいのか~」と解放されて気持ちを覚えています。
消費税の簡易や原則について迷う必要がない
会計事務所のときは、簡易課税か原則課税かを事前に検討する必要があります。
売上規模も数千万~2億くらいが多かったです。
上場子会社経理の売上では簡易課税を検討することなく、個別対応方式です。
土地があったので、土地を売ったら準ずる割合の出番があったのでしょう。
「簡易課税の検討したけど、本当に大丈夫だったかな?」
「あの顧問先は簡易課税だったけな?原則だっけ?」
と考える必要がなくなったのはラクでしたね。
経理処理がバラバラではない
会計事務所のときは、顧問先によって経理方法がバラバラでした。
顧問先で経理していることもありますし、記帳代行では担当者によって経理方法がバラバラでした。
これが結構めんどうで、決算で仕訳をざーっと見直しているときに、見慣れない仕訳があると時間を食っていました。
「あれ・・どういうことだろう?」と。
経理処理が統一されているだけでも、気持ちがラクでした。
人の異動がある(人事異動)
小規模な会計事務所で人事異動はありません。
イヤなら辞めるしかないです。
ですが、ある程度の規模の経理は異動があります。
イヤな上司や同僚がいても異動になる可能性があります。
ただ、経理が営業になることは想定しにくい気もしますが。
異動するにしても、バックオフィス業務の人事、総務関係になるのではないでしょうか。
異動ではないですが、
・新人or転職での入社
・派遣社員の入社
があり、新しい人が入ることで新しい風が吹くこともあるような、ないような・・
ずっと残る人は残りますからね。
それでも会計事務所よりは風通しが良いのは確かだと感じます。