AIにより食べていけなくなる資格上位に税理士がランキングしています。
会計ソフトが出てきたときも税理士が食べていけけなくなる議論があったようですが、世代的に私は知りません。
会計ソフトの導入が進んだ後も税理士は食べていけています。
クラウド会計の出始めた時期
次にクラウド会計の登場。
ここでも食べていけなくなるとか、仕事が減るのでは?といった記事を見たことがあります。ちょうど2013年、2014年のクラウド会計の黎明期。
私はこのころ会計事務所から子会社経理へ転職しています。
クラウド会計の登場で仕事は減ったとは思いません。
低単価化したような印象はあります。
「クラウド会計で自分で経理できるから」という理由でしょうか。
クラウド会計にはじめて触れたとき確かに画期的だと感じたのは覚えています。もっと進化が進めば記帳代行がラクになるのかもしれない!といった期待も。
ですが、約10年経って2025年現在のクラウド会計はどうかというと、進化しているのでしょうけれど、記帳代行が特にラクになった気がしません。
私の設定方法が悪いのかもしれませんが・・
何だかんだ人の手と目が必要になっています。
AI時代を見据えて
AIにより税理士が淘汰される時代が来るのかどうか。
よく分かりませんがカンタンな記帳代行くらいはやってもらえるのかもしれません。
それか知能が高ければ人よりも仕事ができるようになるのか。
カンタン記帳代行から開始していずれ人口知能になるのかな~なんてのんきに考えています。
すくなくとも私が現役世代のときに、そういった時代が来るのかどうか?
税理士業界にAIが入ってくる前に他の業界、業種にAIが導入されるのが先だと予想しています。他の業種、業界の動向を見てから動くのでも問題ないかな~とここでものんきに構えています。
AIより前に制度、仕組みが変わる社会になるかも?
制度、仕組って書くと、税理士試験制度、科目免除、OB税理士、会計士税理士、弁護士税理士といった括りになってしまうことも。
私が気にしているのはそこではなく。
税制の仕組みが変わったらAIどうのこうよりもインパクトが大きいですし、私はAIよりも仕組みが変わる方が早いかもしれないと感じます。
仕組みとは具体的にはフラットタックス(一定税率)や各種所得控除などの廃止、消費税の廃止など。
これにより「税理士に頼む必要ないじゃん」となるほうが、AI脅威論よりも現実的かなと思っています。
税金計算は会計をベースになっているので、完全に無くなることはないかもしれませんが仕事は減るかもしれません。
トランプ大統領になり「消費税は社会保障ではなく(輸出がある)大企業への給付金なのでは?」という議論が再燃しています。
「税理士 湖東京至」と検索するとこれらの主張が分かりやすく書かれています。
仕組みや社会が変わろうとしています。
私はAIよりも仕組みや社会の変化のほうがインパクトがあると感じますし、そのほうが資格にもモロに影響があると考えています。