初めて会計事務所に勤務するときに心がけておきたいことを書いていきます。
※私の体験や聞いたハナシであるため、すべての事務所に該当するわけではありません。
給料低い、有給ないかも?
大学を出て新卒採用で入社する企業よりも、会計事務所は給料低いところが多いのではないでしょうか。
私は大学の友人と会ってお金のハナシになったときに、けっこう驚きました。
「こんなに低いんだ・・」と。
大企業と会計事務所の利益構造が違いすぎるので、当然ではあるのですが・・
また、有給事情もおかしいとこがありました。
有給申請をしたところ「上司(役員)に相談します」と言われてしまったことがあります。
他にも、有給取得までは認めてもらったものの「じゃあ他の日にいつでるの??」と言われたり・・
「それってもやは有給じゃないよね・・?」と思いましたが、口には出せず。
心が荒む(すさむ)かも?
心が荒むかもしれません。私は荒みました。
会計事務所業界にいたころに出会った妻には、「あの頃はひねくれた顔してた。転職してからは落ち着いて聞けど」と言われました。
・所長(上司)の気分
・怒鳴られる
・感情的に怒られる
などが割と恒常的にあると、心は荒みます。
結婚した当時住んでいたアパートは西日が強く、その西日が悲しくなってくるというかため息を吐きたいような・・
日曜日は精神的にサザエさん現象になってましたね。
仕事は教えてくれない
手取り足取り仕事を教えてくれることは、ないと思っておいたほうがいいでしょう。
分からなければ、質問する、調べる、ググるなどすればいいのかなと。
調べながら仕事をするので、入った当初は時間がかかるのはある程度は仕方ないことかもしれません。
でも、仕事を教えてくれないことで、自分で考えたり効率化を考えられるので悪いことばかりではなかったです。
今思うと会計事務所業界に入る前に読んでおいても良いな~と感じたのは👇です。
何のために会計事務所に勤務してるのか?
割とネガティブなことばっかり書いてきました。
私は会計事務所業界に見切りをつけ上場子会社経理に転職しました。
会計事務所への就職はムダだったとは全く感じていません。
それは、「いつか独立したい」と考えていたからです。
(上場子会社経理に転職したときに”独立”は封印しましたが、その後再燃し今に至る)
町の税理士として独立するのであれば、会計事務所に勤務しておいて年間の一通りの仕事を経験できたのは、メリットです。
また、事務所運営にしろ、お客さんの選び方など反面教師になるところがたくさんありました。