経理をしていて感じるのは、そもそもの取引数を減らすことで、結果的に経理を効率化できることです。
今回取り上げるのは、分割払いです。
分割払いをするとその分、取引数が増え会計ソフトへの入力の手間が増えます。
分割払いの経理処理
分割でモノを購入したときの処理です。
備品20万円/未払金20万円
そして分割払いをしたときに
未払金5万円/預金5万円
この事例だと、これを4回処理します。
これを一括購入すれば、カード引き落とし時点で、
未払金20万円/預金20万円
です。
分割手数料が発生したときは「支払利息」で処理します。
借入をしたのと同じと考えます。
借りたお金でモノを購入し、期限より遅く支払うことになるからです。
住民税、国民年金、国民健康保険、水道光熱費のコンビニ払いはやめたい
経理の効率化は仕訳が少ないこと
経理を効率化するには、仕訳が少ないことだと感じます。
仕訳が少ないとは、取引数も少ないことを意味します。
私が実践しているのは、
・現金を扱ってない
・請求書も毎月出さず、年間、半年ごとなど
・入金は当月入金(売掛金を残さない)
・仕事の入出金は1つにまとめる
・仕事を増やし過ぎない
・経費が少ない
・クラウド会計の同期
です。
私はお客様から資料を預かって記帳代行をしますが、月100仕訳以上だと「多いな~」と感じてしまいます。
クラウド会計の同期やSCVデータでの処理など、効率することはできます。
ですが、そもそもの仕訳数が少ないほうが入力する時間は少なくて済むので、効率化うんぬんの前に効率が良いです。