インボイス2割特例 1年分の消費税額になるのは2024年分から。シュミレーションと実際の支払は感覚は違うかも

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インボイス制度・・

埼玉県議会で20日、自民党県議団などがインボイス(適格請求書)制度の廃止を求める意見書案を提出し、賛成多数で可決された。

2024年12月21日 朝日新聞

インボイス廃止の流れは来るのかどうか分かりません。

 

2023年10月から始まった制度。

今まで消費税の納税がなかった方が、インボイスに登録すると消費税の納税をします。

インボイス制度を機に免税事業者からインボイス発行事業者として消費税の納税義務が生じた方については、2割特例が認められています。

預かった売上消費税の2割を納税する仕組みです。

 

2023年は10月から12月分だけが対象。

2024年からは1年分が対象です。

年間の税込550万円の売上であれば、消費税50万円の2割で10万円。

インボイス制度前からシュミレーションしていれば、おおよその納税額は分かっていたかもしれません。

ただ、シュミレーションするのと実際に納税してみるのは違います。

私も所得税や消費税の納税するのようになって、その痛みが分かってきた感覚はあります。

 

シュミレーションの通りだったとしても、いざ納税してみていかがだったでしょうか?

2割特例は2026年(令和8年)分までは使えますが、それから先は原則課税か簡易課税です。多くの方は簡易課税になるとは思いますが。

2割特例よりは確実に納税額が増える方が多いはずです。ひとりで活動されている方は特に。

 

しかも2年前の売上が1,000万円を越えれば2割特例は受けられません。

・インボイス登録をやめる
・常に1,000万円を超えるくらいの収入を目指す
ことになってくるのでは?!と感じています。

 

 

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