会計事務所(税理士事務所)から事業会社への転職理由

経理転職、会計事務所転職
Pocket

会計事務所から上場子会社経理に転職しました。
履歴書に転職理由を書きますし、面接でも当然聞かれました。
「会計事務所(税理士事務所)から事業会社への転職」での検索があり疑問に感じている方が多いのでしょう。
私の転職理由の書き方について思い出してみます。

スポンサーリンク

書き方はポジティブに伝わる内容に

・給料安すぎる
・ブラック
・上司に怒鳴られた
・サービス残業多すぎる
など、会計事務所あるあるかもしれません。

ただ、👆のような内容をストレートに伝えても意味がないかなと感じます。
単なる「ワガママ」と捉えられてしまうからです。
もっと言うと被害者意識まる出しです。
こういう人を採用すると、「ちょっと何か問題が出てくると同じように被害者意識まる出しで責任を他人に転嫁するんじゃないのか??」と勘ぐってしまいます。

何でそういう状況なのか、👆のような状況だけど、こういう工夫しました、という説明が欲しいです。

 

仕事内容が毎年同じで給料が上がらないから

例えば、面接時に会計事務所の給料が話題にでれば「給料が安い」とは言いますが、そこを強調しないほうが良いかなと思います。

「なんで給料低いのか?」と説明するような流れが良いでしょう。
事業会社の方は、会計事務所の給料が高いと思っている方がいます。
・有資格者だから給料が高い
・監査法人の会計士と町の会計事務所に勤める税理士の区別がつかない
といった理由です。

資格があろうとなかろうと、会計事務所の収益源である顧問料が毎年ほぼ一定なので、給料上がる要因が少ないです。

また、会計事務所の代表が現状の収入(取り分)に満足してしまうと、事務所の売上も現状維持で働いている人の給料も上がらないでしょう。

 

ブラックの説明

最近、「ブラック」の定義が自分の中で、揺らぎつつあるというか分からなくっています・・
働く時間が長い、というだけではブラックとは言えないのかなと。
若い時期、仕事に一定時間を投下することは必要かなと思います。
それが3年なのか、5年なのか、10年なのか正解は無いと思いますが。

ちょっと話はそれましたが、上司に怒鳴られたとか、イスを蹴られたとかはブラックに分類できるでしょう。
「上司に怒鳴られました。マジくそですよね」みたいな説明はしません。
(実際、怒鳴ったり、イス蹴ったりはアウトですけど)
これも被害者意識まる出しと取られるリスクがあるからです。
そういう状況になった経緯を説明するようにするかですね。

プレミアムな転職をサポート|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】

サービス残業が多い場合も、その状況を嘆くのではなく”こういった工夫で残業時間減らす工夫をしました”というアピールが必要です。

現状が「1」なら、「2」にするためにどういう行動や思考をしたのかを面接で説明していく必要があると感じます。

 

【関連記事】

残業なしで年収500万>残業あり、激務で年収1000万

会計事務所の売上は数値化できて貢献度が分かりやすかった

平均以下の年収でも残業が少ないほうが長期的なメリットは大きいと考える理由

 

タイトルとURLをコピーしました