税務署に直接書類を提出しなくても郵送で大丈夫です

個人事業主(フリーランス)の税金・ひとり社長の税金
DSC_2670
Pocket

確定申告書や届出関係の書類は、わざわざ税務署に直接出しに行かずに郵送でも大丈夫です。むしろ郵送してしまったほうが時間の無駄にならずに良いでしょう。税務署に提出する書類は「信書」に該当します。なので郵便で送るのがオススメです。とくに期限がある書類については注意が必要です。郵便物や信書便物の通信日付印により表示された日が提出日とみなされます(発信主義)。期限ギリギリにポストに放り込むのは止めましょう!

スポンサーリンク

税務署に書類を送る方法

確定申告書や届出関係の書類を直接税務署に持っていく必要はありません。

近所に税務署があれば良いかもしれませんが、車や電車で行くのは時間がもったいないです。待たされることもあります。

税務署職員から、色々と根掘り葉掘り質問された上に、書類が「認められません・・」と言われてしまった事例もあります。

「受領印が欲しいので税務署に直接、提出しているんだ!!」と仰る方もいますが、後述しますが郵便で送っても受領印を押した書類を返信してもらえます。

また、よくある勘違いで、「受領印さえもらえれば認められた!!」というものがあります。

受領印は単に「書類を確かに受け取りました」という証拠ではありますが、「書類が適正です!」というお墨付きをもらったわけではありません。

そのため、書類に不備があったり質問があるときは、書類に記載した電話番号に税務署から電話があるでしょう。電話があっても慌てずに対応しましょう。怒られたりするものではありませんのでご安心を。

 

切手を貼った返信用封筒を同封

税務署に郵便で書類を送り、控えを戻してほしい場合には、切手を貼った「返信用封筒」を同封します。

後日、控えが送り返されます。確定申告書や開業届の「控え」は何かと使うことが多いので大切に保管しておきましょう。

 

↑こんなので大丈夫ですが、住所も記載してくださいね。

封筒の大きさは問いません。書類を折り曲げても問題無いなら「定型サイズ」でOKです。

確定申告書や期限のある書類を送ることが多いので、追跡機能が付いた簡易書留やレターパックで送るのがベターです。

郵便物や信書便物の通信日付印により表示された日が提出日とみなされます(発信主義)。

提出期限最終日の夜にポストに入れてしまったら、期限を過ぎるリスクが高いです。そんなときは、近くの郵便局まで持っていきましょう。郵便局の窓口は17時に閉まります。窓口が閉まった後は、本局まで持参して送りましょう。

とはいえ、そんなギリギリに出すのは止めましょう・・!(笑)

 

【関連記事】

フリーランス(個人事業主)が開業したら税務署へ提出すべき書類

源泉徴収された税金を考慮しないで確定申告してしまったフリーランス

フリーランスになったら小規模企業共済に加入

 

 

タイトルとURLをコピーしました