記帳代行を会計事務所に依頼するのは、ずーっとお願いしなくても良いのかなと考えています。「期間限定でお願いしたい」という意思表示をすれば、話も進むでしょう。一般的な会計事務所は、ずーっと記帳代行を受けるものだと思い込んでるフシがありますので、一度「期間限定で」と話をふってみるのも手かもしれませんね。記帳代行分の顧問料を下げてもらえるきっかけにもなります。では、いったい記帳代行を期間限定で依頼するケースはどのような場合なのか見てみましょう!
年度始めだけ会計事務所に記帳代行をお願いする
決算・申告業務が終わり会計データを翌期に繰り越します。
前期(前年)の仕訳をコピーする機能もありますが、正直めんどくさいです。
それなら期首から2~3カ月分の記帳代行を会計事務所に依頼することも可能でしょう。
冒頭にも書きましたが会計事務所側は、(良くも悪くも)ずーっと記帳代行を依頼されるものと思い込んでいることが多いです。
一度、「期首から2か月だけ記帳代行してほしい」というような要望をぶつけみてましょう。
経理人員が退職したとき記帳をお願いしたい
経理業務は属人的な仕事になりがちです。
人によって資料のまとめ方や、会計処理方法が違います。
処理方法を統一するようにマニュアル化していたとしても、難しいかと。
単純に経費を計上する「経費/現金」の仕訳をするのにも、人それぞれプロセスが違ってきます。
・レシート(領収書)のまとめ方(貼り付けたり、レシートに仕訳番号書いたりなど)
・会計ソフトの摘要の入力方法(細かい人、ざっくりな人、半角、全角など)
結構、人のクセが出るので私としては「あーこういう処理してるんだ」と勉強になったり、面白いこともあります。
このように属人的な業務である経理の担当者が退職してしまうと、経理業務が滞ります。
経理担当者に一任しているところが多いでしょうから、辞められるとアタフタするでしょう。
その際に会計事務所に数カ月の記帳代行をお願いしてみましょう!
会計事務所は、元経理担当者のクセを理解しつつ、もっと最適な経理方法を実施してくれるでしょう。その後、自分で経理に戻す際にアドバイスもしてくれます。
常に数字を把握するなら自分(自社)で経理したほうが良い
月末が終わり翌月に記帳代行用の資料を会計事務所に送ったとしましょう。
会計事務所側で処理する時間もあるので、数字が分かるのが翌月中旬くらいになるでしょう。
数字をタイムリーに把握したいのであれば、自分で経理したほうが良いです。
もちろん、「毎月数字を把握しなくても、ざっくり数字はわかる!面倒な経理業務を会計事務所にお願いしたい」という要望はあります。そのような方は、めんどくさい記帳や経理を会計事務所に投げるのも一つの手です!
ご自分がタイムリーに数字を見ておきたいのか、それとも別に数カ月に1度で構わないのか、スタンスを考えてみましょう。
関連:領収書をまとめたりexcelに記録することも「自分で経理」です!
【編集後記】
土日は暑かったので半袖で過ごしました。としまえんに行ったのですがGW前の土日だからなのか、空いてました。GWお金使うからなのか、遊園地などは空いていたのかもしれませんね。
【育児日記】
としまえんでは初めてふれあいペットガーデンに入りました。ひよこ、羊、ヤギ、犬に触れることができ楽しそうにしていました。木馬の会なので入園料かからないので気軽に行けるのが良いですね!