月1万円、3万円が低価格になるのか?低価格の定義
月1万円やそれ以下の顧問料をウリにする広告を見かけることがあります。
「安いな~」と思いますが、
・電話連絡一切なし
・質問メール、チャットは四半期に1回くらい
・確定申告の打合せなし
・税理士側からの資料の催促一切なし
・記帳代行の量が少ない
だったらどうか。
私だったらやれなくはないと考えています。
逆に月3万円でも低価格だなと思うことがありました。
・毎月訪問(来訪)
・しょっちゅう電話&メール
・記帳代行の量が多い
です。
このケースだと月3万円だと激安です。
月1万の事例と3万円の事例なら、私は月1万円を選びます。
そのほうが時間単価を高くする自信があるからです。
低価格では誰も喜ばない
「安ければ安いほうが良い」と思います。
私もそう思ってしまいうことがあります。
ただ、それは一定の品質をクリアしている商品やサービスには当てはまらないと思います。
食品では、
・無農薬、無添加
・グルテンフリー
・肉などのワクチン接種
など気にしすぎると疲れてしまうけれども、大切なことでもあります。
これらの基準を満たそうと思うと、安くはならない傾向です。
税理士業のようなサービスも同じかなと。
低価格ならそれなりのもので満足してくれるなら、低価格でもOKかなと思います。
もちろん、「ご自身がそれじゃあイヤ!」ということなら低価格はやってはいけないことです。
お金を払う側のお客様も低価格とはいえ、お金を払います。
そのときに「安いのでこれくらいの質なんです」と言われたらご立腹されると思います。
実際に私はそういうことを言って怒らせてしまった経験があります。
動かしがたい事実ではあるのですが・・
このように低価格だと誰も喜びません。
むしろ、誰もが不幸になります。
だからこそ、低価格ではやってはいけないと考えています。