フリーランスになり心機一転「新しく通帳を屋号入りで作ろう!」とか「通帳って作んなきゃいけないんでしょ!」と思われるか方もいるかもしれません。新しい通帳を作るのは自由です。作っても良いし、作らなくてもOKです。ちなみに私は独立当時、新しい通帳を作りませんでした。お金を貯める口座以外の口座をそのまま利用しています。わざわざ新しい通帳を作る時間も何だかもったいないですしね。私の場合は、通帳を新たに作りにいく時間あれば、違うことに注力したかたったです。
今まで使っていた通帳でも大丈夫
フリーランスの通帳事情は、会社とは違います。
資本金を通帳に入金したりする必要はありません。
今まで利用していた通帳を事業用に変えても問題ありません。
私は、「①貯蓄用口座とは別になっている、②プライベートの入出金が多すぎない」のであれば既存のプライベート通帳を利用したら良いと考えています。
今まで利用していた通帳を会計ソフトに入力するときは、「普通預金//事業主借」で処理します。金額は、そのときの残高になります。
税理士から「事業用通帳を作ってほしい」とお願いされることがあります。
それは、記帳代行をするのにプライベートなのか、仕事なのか税理士側で全てを把握するのは難しいからです。
(※飲食店や美容室のように現金を扱う業種なら、新規で口座開設したほうが良いことが多いです。)
でも、きちんと仕事とプライベートを分けて通帳のデータなりコピーを渡せば、新しく通帳は作成してくも良いかなと感じます。
「事業用の通帳から入出金しないといけない」は勘違い
プライベート口座から仕事用の入出金することもあるでしょう。
振込手数料だったり、口座残高の問題だったりで。
会計ソフトに登録していない口座からの入出金も仕事に関連するのであれば、事業の収入や経費になります。
忘れずに経理しておきましょう。
事業用の通帳で入出金しなければならない!というルールはありません。
そのようなルールがあれば、開業したばかりのフリーランスの方は、新しい口座が開設されるまで何もできなくなっていまいます。
プライベート通帳やクレジットカード使えば問題ありません。
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