独立したら経費を自由に使えます。
お伺いを立てる必要もありません。
サラリーマンのときにセミナーや書籍を購入するにも、いちいちお伺いを立てるのが本当にめんどくさかったです。
まずは「意味あるの?」みたいな感じで説明を求められるので、「もういいや」って感じになりました。
まあお金を出すほうは、どこまで従業員が本気なのか確かめていたのかもしれません。
お金を出したセミナーに行ったフリしてサボるとか、やろうと思えばやれてしまいます。
無料だと「行ってきていいよ」「勉強してきてね」と言われたり。
無料だと承認は得やすかったですね。
セミナーや書籍のすべてが役に立つとも限らないのは事実でしょう。
何かしら実務に役立ったり、思考のヒントになれば収穫だと思うのですが、上司や所長(会計事務所)というのは「全てが役に立たなければお金を出す価値がない」というスタンスでした。
※あくまで私の体験
独立前の私は「独立したら経費は使い放題」だと勘違いしていました。
何の勘違いというと、結局は自分のお金かそうでないかということ。
会社員であれば経費で飲食したら、「ラッキー」とか思えるのかもしれません。
私は思ったことがなく、上司の自慢話を聞くくらいなら
・早く帰りたい
・読書したい
・家族といたい
・動画みたい
・ブログ書きたい
・独立に向けた準備したい
などやりたいことがありました。
独立すると経費を使うにも自分のサイフからお金を出します。
個人事業主は、まさにプライベートの個人と事業主としての個人が入り混じっているので、おなじサイフです。
一方、会社は「株主=社長=自分」であることがほとんどなので、実質同じサイフ。
スタバで仕事しつつコーヒーを注文するのは、仕事に必要な空間を手に入れるためです。
経費になるからスタバでコーヒーを飲むわけではありません。
独立前の私 | 今の私 |
経費になるからスタバ | 仕事するからスタバ |
独立するとこういった認識の違いはありました。
結局は自分のお金なので、ムダ遣いはしたくないマインドが働きます。
もちろん、買ったもののあまり使っていないグッズもあります。
独立後は
・稼ぐ
・使う(投資、浪費どちらも)
・貯める
のどれもが自己判断できます。
私は経費になるからお金を使うというスタンスではありません。
必要なモノを買ったりサービスを受けて、その結果、経費になっている、というったほうがしっくりきます。