独立するなら口達者なほうが良いです。
口ベタよりも。
ただ、独立すると口達者じゃなくても問題ないですし、乗り越える工夫は必要だと感じます。
口達者というと口だけみたいなニュアンスもありますが、ここではそういったネガティブな意味は含みません。
・よくしゃべる
・言い方が上手い
・よどみなく話せる
などを言います。
勝手なイメージですが、ひとり税理士になる方は口達者じゃない方のほうが多い気がします。
(すいません・・本当に勝手なイメージです)
私も口達者じゃないほうだと私自身、思っています。
1対1や初対面の方とは普通に話せます。
話せると感じています。
ですが、過去を振り返ってみると、友人関係であっても友人たちに囲まれて話すのは得意ではないかな~と思っていました。
友人たちが集まって輪の中心にいることはなかったです。
職場でも意見はあっても、それを意見するよりも静かに聞いていました。
顔には出すタイプでしたが。
静かに聞いてるタイプじゃないじゃん!というお叱りが聞こえてきます。
税理士業はこちらが話すよりも聞くことが多い?
税理士業はこちらが一方的には話すよりは、話を聞くことのほうが多い気がします。
もちろん、初対面のときは今後の方向性、資料の送り方、経理のやり方などお伝えするのに私が話すことが多くなることもありますが、それでも一方的に話すという感じよりも、一緒に理解しながら話を進めています。
説明が終わったら疑問点や純粋な疑問をヒアリングしています。
・どういう取引なのか
・見通しはどんな感じなのか
など、話を聞かないとコミュニケーションは取れません。
口下手がデメリットになるのは商談のとき(料金提示)
依頼を受ける前提、依頼を受けたあとでは口下手でも問題ないと考えています。
前述のように、私が話すよりも聞くことが大切です。
しかし、商談のときは口下手だとデメリットもあります。
・値引き要請されると断れない
・話が続かない人と思われる
・料金をきっちり提示できない
など。
私も独立当初苦しみました。
特に料金のところで。
口下手の営業対処法
料金についてはブログ兼HPの料金表をお見せしています。
厚紙みたいな料金表でも良いかもしれませんね。
面談ですぐに見せられるようにブラウザに表示させていつでも見れるようにしておきます。
オンライン打合せでも同じです。
料金の話になれば、さっと共有できるようにです。
「こういう料金でやってます」
「(料金を見せながら)これで大丈夫ですよね?」
と言うようにしています。
別に吹っ掛けているわけでもなく、自分の料金は堂々と請求して良いのですが、今まで営業をしたことがない人からすると、やはり自分の値段を言うのはハードルが高いです。
それで良いお返事を頂けることも、ダメなときもあります。
そのあたりの感触は、商談の場数を踏むとなんとな~く分かってきます。
「あっ、この人依頼してこないだろうな~」と。
やり続けるしかない、打席に立ち続けることが大切ですし、そもそも商談をやらずに仕事の”依頼”だけを受けることも意識したいですね。