会社設立(法人化)して税金を減らしても会社のお金は社長のものではない【ひとり社長の場合】

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・稼ぎが増えてくる
・社長になりたい
・個人より会社
と法人化する理由はそれぞれです。

「会社にしたほうが税金が安くなる」というのは半分正解で、半分不正解かも?と思うことがあります。

書籍やYouTubeを見ていると法人化したほうが良いといったコンテンツがあふれています。

 

会社にかかる税率と個人の税率の差がお得になる、という説明です。

会社の税率のほうが低くなる部分で利益が出ていれば、目の前の税金は減ります。

 

5年後、7年後、10年後、15年後と先まで予測は難しいですが。

利益が出る前提でいくと、お金が会社に溜まっていきます。

このお金を社長(株主)に渡すには、
・給料
・配当
・退職金
くらいの選択です。

どれを選択しても個人に税金はかかります。

 

会社にすると税金を払うタイミングを後ろ倒しにできます。

その間に経済状況も変わってくるので、一定の効果はあります。

ただ、会社のお金を個人に戻すときに税金がかかるので、「それなら個人で所得税を払った後にどう使うおうが自由」といった考え方もあります。

私はその考え方をしています。

 

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