息子がサッカーを始めて半年が経ちました。
言わないこと・やらないこと、伝えるべきことを決めています。
怒らない。強く言わない
お父さんがサッカー経験者だからこそ、子どもに上手くなって欲しい気持ちが強すぎて、怒ったりきつい言葉を投げている姿を見かけます。
私は怒ったり、きつい言い方をするのはやめようと決めました。
1回だけ言ってしまった自覚はあるのですが、それ以降はしていません。(たぶん・・)
もし怒るのであれば、それはコーチの役目でいいかなと。
どんなことにも共通すると思いますが、怒られたりキツイ言い方をされて「じゃあ次から直そう」と素直に思えるのでしょうか。
少なくとも私はそうは思いませんでしたし、萎縮してしまうほうでした。
怒られ続けたり、きつい言い方をされ続けていると、その時間は苦痛です。
「じゃあ、やーめた」となってしまいます。
せっかくのサッカーが楽しくないものになってしまいます。
もちろんスポーツは楽しいだけではありません。
苦しい練習や苦しい時期があります。
そこを乗り越えられるのは自分(子ども)自身です。
乗り越えられるかどうかは、これまでの親の姿勢も大きく影響すると考えています。
怒ってばかりの親が、苦しい時期に「頑張れ」と言っても何の応援にもなりません。
怒ったり、きつい言い方をしてしまうよりも、応援できる親でありたいものです。
踏ん張りは大切です。
仕事でも「ここは踏ん張りどころだな」と自分を鼓舞できるのは、スポーツを通して学んだことです。
子どもはミスしたくてしているわけではありません。ポジショニングも難しいですよね。
きつい言い方をしても理解できるとは思えず、むしろ混乱してしまっているのではないかと感じることがあります。
技術や戦術理解度には個人差が出てくるものです。
同じサッカーを見ているのに素人とプロでは全く異なる見方をすることだってあります。
今はできなくても、いずれ出来るようになるときが来るまで、待つ姿勢だったり、サポートするのが親の仕事だと感じます。
成長を認める
小学生は育成の時期です。
他人との比較よりも、数カ月前や1年前と比べたほうが良いと感じます。
親が子どもの成長を認めてあげられるということは、親自身の成長にもつながります。
人を見る目が養われるという点です。
他人と比較して出来ていないことを指摘するのは(そして怒る)誰でもできます。
「〇〇ができてない!!」と言うだけです。
ですが、以前と比べて「〇〇が良くなっている」と伝えるのは、その子の成長を見守っていることです。
子どもからすると「見てくれてるんだ」と安心感につながると思います。
今までの頑張りが正しい方向だったと、子どもも感じられるはずです。