サラリーマンでも独立していても”自分事”で仕事することが重要だと考えています。
提案も問題解決策も本気で考えられます。
今でこそ自分事として仕事しています(そのつもりでやっています)が、振り返ってみると上場子会社経理での経験が大きく、そこで自分事で仕事する感覚が身に付きました。
※意識が変わりつつあった当時
受け身だった過去
今思い返すと、会計事務所時代は「受け身」だったなと感じます。
会計事務所は、仕事が上司や所長から降ってくるイメージでした。
「仕事ありませんか?」と聞いて仕事をもらっていたときもあります。
上司や所長にところへ仕事を取りに行かなくても、振ってくるイメージでしたね。
・「これ今日中ね」と言われる仕事が多い
・人が辞めたしわ寄せ
・仕事を選らばず何でも取るスタンス
等の環境もあり、仕事は降ってきました。
環境のせいもあり、私自身が受け身で仕事していました。
その言い方(やり方)じゃ誰もやる気でないよね
会計事務所あるあるかもしれません。
「所長や上司の考え=法律」です。
また、多くの税理士は人を使うことに不慣れです。
・怒鳴る
・机やイスを蹴られる(これは私が受けたものでは無いですが)
・「だからお前は・・」が口癖
・土日にもメールや電話がある
・プライベートの携帯にも電話
などの経験があります。
自分の問題もありつつ、環境にも馴染めず会計事務所業界を一度は去ります。
自分がやらなきゃ誰がやる?
私の受け身のスタンスや会計事務所業界に嫌気がさして上場子会社経理に転職しました。
これまでの「受け身」から「自分事」で仕事するマインドに変化できました。
私が変われるきっかけになったのは2つあります。
1つは、私よりも少し遅れて転職してきた同僚の存在です。
その方は、入社当時から”自分事”で仕事しているように見えました。
(あとで聞いてみると「そんなことは無いんですけどね・・!」と言っていましたが)
社内文章を書くのも上手で、会計や周辺知識を調べるのもぬかりなかったですね。
そういう同僚に対して「負けてらんないな!!」とお尻に火が付いたのを覚えています。
2つ目は、「私が決算の税金計算業務をきちんとやらなければ他に誰がやるの?」という環境に身を置くことができたことです。
上司はいましたが、他の業務もあります。税金計算にそこまで詳しくない、関わりたくない上司もいますし。
だから、私がやるしかない状況です。
当たり前ですが「税金計算できませんでした」では済まない話です。
影響は自分がいる子会社だけにとどまらず親会社にも及びます。
(金額的には大したことないと思いますが)
自分事で仕事できるようになってからは、仕事が楽しくなったのを覚えています。
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