独立してからお金を増やす、貯める、運用のバランスが取りやすくなりました。
サラリーマンの節税や運用方法は限りがある
サラリーマンのNG節税は「副業を事業所得で申告して(あるいは、本当は副業すらしていないのに副業をしたと見せかけて)給与所得と損益通算」でしょうか。
OKな節税は、
・iDeCo、NISA
・ふるさと納税
・不動産所得(この方法は初年度は赤字になっても翌年からは黒字になることが多い)
・生命保険料控除、地震保険料控除
・住宅ローン控除
でしょうか。
サラリーマンの方で多額のRSUをもらっている方の個別コンサルティングをやっていますが、回答に悩むことがあります。
したくもない不動産投資をオススメするのもおかしな話です。
経費で必要な投資(PC、書籍、セミナ参加)に使うこともできません。
利益から引ける小規模企業共済もサラリーマンではできません。
サラリーマンは給料が増えない。増えても微増だった
RSUをもらうような外資系企業の方以外は、給料は増えないか増えても微増だと思います。
私もサラリーマン時代は「頑張った割には給料上がらない」と思ったこともあります。
誰でも思うことなのかもしれません。
残業代で収入を増やしていたときもありましたが、あくまでも時間の切り売りであるので止めました。
(ひとり税理士としての税理士業も時間の切り売りではるものの、その時間単価は自分で決められる裁量権が多いです)
給料が上がっても微々たる金額でした。
元信金の妻に言わせれば微増は当たりまえで上がるだけマシらしいです。
サラリーマン当時の私には、運用に回すほどの余裕もなかったです。
会計事務所のときの給料では、家賃を払い生活費を払うと、ほぼ残りがなくなっていました。
上場子会社経理に転職してからは、少し余裕が出ましたが貯蓄が増えたり、株を始めるほどの余裕はでませんでした。
有給で旅行に行く回数を増やしたので当然ですね。
独立してからのお金の回し方
独立してからは使えるお金が増えています。
税金や社会保険を払えばあとは使えますし、経費でPCや書籍を買えるのが嬉しいですね。
それだけでも独立した甲斐があります。
私が実践しているのは、
・経費(必要なモノ、サービスに対して)
・小規模企業共済
・NISA
・貯蓄
・保険
です。
サラリーマン時代よりもそこに回せるお金が増えたこともありがたいことです。
キャッシュフローを予測しやすい業種なので、今後の支出を確認して株に回すことができますね。
独立してから増やしやすいですし、自分で管理する(しなきゃいけなくなる)ことで責任感みたいなものが出てきます。
給料のように毎月振り込まれるお金がなくなるので、より本気になれます。
独立してからは大胆にお金を使いつつ、どうでもいいかもと思うような支出にはケチになった気がしています。
(大胆といっても個人レベルでの話になりますが)
勤務年数4年の退職金よりも2年間の小規模企業共済のほうが大きい