妻がパニック障害から回復しつつあり、今が一番幸せかもしれない

日記、健康
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妻はパニック障害です。
2年前の2018年4月に発症しましたが、今では回復してきました。
当時の私は夜の外出など考えられませんでしたが、今では出来るようになりました。サッカーにも行けています。

最近は芸能人も「パニック障害」と公表することもあり、耳にしたことのある方もいるかもしれません。

症状は人それぞれのようですが妻の場合は、
・電車を一人で乗れない
・狭いところダメ
・歩いていても不安感に襲われる
などです。

※発症して間もない頃に行ったマザー牧場。パニック障害の人にアクアラインはきつかったようです・・

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パニック障害のきっかけ

パニック障害になった直接的なきっかけは、外出するのに電車に乗ったときでした。
4月から産休育休が終わり職場復帰することになっていました。
子供たちの進級の準備や妻自身の職場復帰に向けて、買い物へ行く途中での、急な動機でした。

当時、私は上場子会社経理でサラリーマンをしていました。
私のスマホに電話があったので出てみると、”急に苦しくなり息切れがすごいから電話”してきたようです。
電話では、そこまで焦った感じの様子を感じませんでした。(私が鈍感なのかもしれません)
4月は上場子会社経理での3月決算があり、頭が決算に向いていたこともあり、妻のSOSをきちんと受け止めてあげられなかったのかもしれません・・

パニック障害になる直前には、赤ちゃんだった娘の夜泣きが続き、過呼吸になったこともありました。

・子供を産むとホルモンバランスが崩れるからかな
・夜泣きが続き疲れたのかな
・もとから疲れやすい、神経質だからかな
とは思っていましたが、そこまで深く考えていなかったと思います。

妻は電車での動機を感じ、帰りの電車でそのまま心療内科に向かいました。
そこで「パニック障害」と診断されました。
その言葉を聞いたときに、身近な人でそういう病気になる人がいなかったこともあり、どう対応していいいのか分からず困惑したのを覚えています。
妻本人もガッカリしたり、先が見えない不安もあったでしょうけど、私にもありました。
ただ、それを口には出さないようにはしていました。

妻がパニック障害になっても、私がやれることは少なかった

妻がパニック障害になったばかりのとき、私がやれることは多くは無かったです。
サラリーマンだったので、平日の日中は会社でした。
やれることは、
・常に妻からの電話に出れるようにしておく
・電話が県外になるような所へは行かない
・残業しないで帰る
くらいでした。

土日はずっと一緒にいました。
一緒にいるのは今も当時も変わらないのですが。
外出しても声が聞こえる範囲にいたり、視野に入る範囲に居るようにしていました。
二人の子供がいるので、別々になることもあり対応が難しかったです。
「そこにいて」と言ったとたんに居なくなることもしばしば。

夜、子供たちが寝てから走ることもありましたが、それすらも一時的に止めました。
妻が自宅で一人になり、それで不安を感じていたからです。
今まではできたことが、できなくなったりもありましたし、発症当時、元気な私からすると「たったそんだけのことで?」と思うようなことも制限がありました。

妻からしたら頼れるのは私だけで、私しか支えてあげられる人はいないことに気付いてからは、そういった感情は無くなりました。

パニック障害は薬では治らない

妻が最初に頼った心療内科では、とにかく薬を飲むことを勧められました。
ただ、薬に頼りすぎると依存性が高く、一生良くならないリスクもありました。
妻は薬に頼りすぎたくないので、他の心療内科に変えました。

そのクリニックでは薬に頼らない治療方法を提唱する先生でした。
そこで藤川徳美先生の本を紹介され、夫婦で読みました。

パニック障害は「重度のタンパク質不足+鉄不足」で起きるもので、そこを満たせば治る、というものでした。
私も一緒に食事を改善しました。
すると、間食が多かったり、甘いものが大好きでしたが、それが無くなりました。
鉄分とタンパク質の摂取量を増やしたら、糖質制限できた

 

今が一番元気で幸せかもしれない

パニック障害になる前の妻は、
・怒りっぽい
・一度怒るとずーっと怒ってる
・電車が1分でも遅れるとイライラする
タイプでした。

しかし、タンパク質と鉄分を接種する生活を続けているうちに、怒ったり疲れたりすることが、ほとんど無くなりました。
むしろ、今が一番元気です。
妻本人もそう感じているようです。

そして、子供たちと一緒にふざけあったりして笑えるようになりました。
今では逆にパニック障害になったことに感謝(というと変な言い方ですが)すらしています。
パニック障害で健康になるために!と突き詰めたことで、健康を取り戻すことができ、充実して楽しい生活を送ることができています。
妻も「パニック障害になって良かった」と捉えているようです。

まとめ

ブログに妻のパニック障害の件を書くか迷っていました。
書くと仕事に支障が出る?かもしれないと思うこともありましたし。
「妻のパニック障害を言い訳にしてるヤツ」と思われるリスクも考えました。

妻のパニック障害が、私の独立を後押ししてくれたのは事実です。
もちろん、独立したかったからというのはありましたが、「これは独立していいよってことだな」と勝手に解釈して独立へ向けて動き出すことができました。

 

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