私は「人脈」という言葉を使わないようにしています。
ブログやメルマガでは分かりやすい、伝わりやすいと思って使っていますが。
「人脈」という言葉が好きになれない理由
人脈という言葉が好きになれないのは、”人にあやかろう”というニュアンスに思えてならないからです。
ギブアンドテイクでいうと、”テイクのみ”の姿勢です。
別名「クレクレ君」でしょうか。
人脈形成のために行動するよりも、行動しているうちに人とのつながりが出てくると考えています。
人脈のために行動しているのではありません。
人脈など考えもせず行動した結果、人とのつながりが出てくるものだと感じます。
たとえば、ブログやメルマガで自分の思いなり考えを発信することで、共感してもらえる仲間と緩やかに繋がれる感じでしょうか。
発信だけに限らず、興味のあることで行動してみると同じような趣味や嗜好の人とも繋がることは可能です。
独立してからの趣味がこんなにも仕事につながるとは思ってもみなかったです。
「独立してます」
「〇〇ができます」
「(私だと)税理士です」
と言える相手がいます。
それは行動(趣味ではありますが)したからこそ、生まれた人とのつながりです。
何もしなかったら、人のつながりは生まれません。
”誰でもいいから広げたい”という意味だから
人脈には「誰でも良いから」「とにかく大きく」「拡大」っぽいニュアンスも感じます。
私は拡大や大きくなることに興味はありません。
ひとり税理士として、ひとりビジネス(フリーランスやひとり社長)専門として活動する理由でもあります。
人とのつながりや出会いは大切にしたい(大切にしたい関係であれば)
せっかく生まれた人のつながりは大切にしたいと考えています。
ですが、「大切にしたい」と思えるものに限ります。
私たちは日々、周囲に気を使い、人生で何ら関係のない人にすらムダに配慮をし続けた結果、完全に疲弊してしまっている。最悪の場合、その関係ない90%の人への気遣いで、大切な「いつでも応援してくれる5%の人」をないがしろにしているケースすらある。
※お金儲けは「インド式」に学べ
この記載に私は納得しました。
独立してから、割と好き勝手仕事したり、遊んでいるつもりですが、どこかで90%の人への要らない配慮をしている自分がいました。
ブログやメルマガでも「こんなこと書いたら嫌われるかな」と濁したような記載が多かったと感じています。
頭では「応援してくれる5%が大切」と分かっていても、そこはやはり日本人なのか90%のほうに意識が向くことがありますね。