会計事務所では年齢や勤続年数による上下関係(評価)は、あまりなかったです。
(もちろん、年齢による上下関係はありましたが、私が経験した経理ほどではなく)
会計事務所では、
・〇〇税に詳しい
・excelや会系ソフトの使い方に詳しい
・試験科目や合格までの年数
・担当顧問先の難易度
・担当顧問先の件数
・難しい税務ができるか、知っているか
・どれくらい残業しているか(残業していないか、ではなく)
などで、評価を感じました。
割と仕事に関係ないこともありますが、仕事に関係するものあったと感じました。
ただ、私が転職した経理では、仕事ができる・できないよりも政治力やどう気に入られるかが大切でした。
(私が経験した経理での話ですので、すべての経理はそうではないと思いますが)
私がいた経理では
・始業時間
・お昼の12時
・お昼後の13時
・就業時間
にチャイムが鳴っていました。
学校みたいでした。
初めて聞いたときはビックリしました。
これは親会社でも同じです。
12時に親会社の人と電話していたら、電話からチャイムの音が聞こえました。
「あっ、お昼の時間ですね~」なんて話して午後に持ち越したり。
学校みたいな感じですが、目に見えない部分でも感じました。
学校の成績は勉強、部活、係りの仕事など総合的判断に加えて”生活態度”も加味されていました。
偏見もありますが、結構好き嫌いだと感じていました。
学校が合わなかったのかもしれませんし、ある先生と合わなかっただけかもしれませんが。
会計事務所時代の上司も所長も好き嫌いもあったはずですが、経理よりも仕事面にフォーカスしていたような気がします。(あくまで私の感覚)
こき使われるのは間違いないですが・・・
経理では「彼(彼女)を昇格させろ。なぜ昇格させないのか?」みたいな圧力がありました。
可愛がられれば、恩恵があるようです。
直属の上司の上司とかからの横やりです。
そして、それが通ってしまう世界でした。
ちょっとした不正も権威ある人に泣きつけば、お許しがでたり。
会計事務所でまっとうに仕事していた人からすると、戸惑います。
「そんなんでいいんだ?!」みたいな。
サラリーマンを長くやっている方からすれば、驚きもしない話かもしれません。
会計事務所から経理に転職して驚きました。
年数が経てば「あと何年で役職だ」とかも。
年数だけで評価されることはない業界で過ごすと新鮮でもあり、理不尽でした。
もちろん、会計事務所でも理不尽なことはあるので、どっこいどっこいでしょうけども。