個人事業主はお金をどう使おうが制約がありません。
会社にすると会社からお金を引き出すには制約がかかりますが、個人の場合は個人事業主の通帳からいくらお金を引き出しても、損益には関係のない”事業主勘定”で処理するため、経理上問題はありません。
もともと個人事業主とプライベートは線引きが難しいので、お金の管理もあいまいになりやすいです。
年間利益が700万円だったとしても、700万円が通帳にあるわけではありません。
今まで貯めていたお金があれば、数千万円の預金をお持ちの方もいますし、まったく無いという方まで、千差万別です。
700万円の利益があっても、税金、社保、生活費で月60万円弱使っていれば、収支はトントンです。
利益があるのにお金が貯まらないのなら、
・生活費を下げる
・利益を上げる
ことが必要です。
プライベートで使うお金に色はありません。
・妻(夫)に渡す
・教育費
・食費
・外食費
・子どもの習い事
・住宅ローン
など。
最後に挙げた住宅ローンの返済は経費にはなりません。
というのも借りたお金を返しているので、経費にはなりません。
逆に借りたときも収入にはしていませんので。
これを言うと「家賃は一部(家事案分)経費になるのになぁ・・」とおっしゃる方がいるのですが、難しいですね。
家賃と住宅借入の返済は違うものですので。
フリーランス(個人事業主)は利益で生活費(家計費)を捻出。利益以上のお金を使えば貯蓄は厳しい