物理的な近さ
近所に税理士がいると便利なことは、
・近いので資料のやり取りに時間がかからない
・近いので署名捺印が必要なときに時間がかからない
・近いので対面での打ち合わせがラク
など挙げられるかなと。
だた、解約や契約に至らなかったときにちょっと気まずくなりますね。近所に住んでいれば、顔を合わせることもあるかもしれません。
会って話をすることも大切です。ただネット環境が発達した今では、直接会わずともSkype、LINEなどの通話機能もあります。
資料を画面共有する機能がついていたり、顔を見ながら話すこともできるので、電話よりもコミュニケーションに優れています!
とはいえ、直接会って話をすることの大切さも認識しています。
会って話しているうちに「こんなことあったな!」と思い出す方もいるでしょうし。
年1回くらいは税理士に会ったほうが良いので、会うのがめんどくさくない物理的距離感で税理士を選ぶのも一つの選択肢かなと考えています。
心理的な近さ
物理的な近さよりも、心理的な近さのほうが大切だと感じます。
依頼する方のスタンスや方向性に合うような税理士を選ぶことが重要です。
私のところに来られる方は、下記のような特徴があります。
・初回の面談が事務所で緊張してしまう方
・スーツ着てこられると構えてしまう方
・難しい言葉をつかう人に抵抗がある方
・ひとり起業、独立を考えている方
事務所を構えていませんので、打合せは落ち着いた雰囲気のカフェなどをよく利用します。
スーツを着る機会が減っています。租税教室のときはスーツでしたが。
難しい言葉は使わないですし、ガンガン拡大させるようなイケイケな雰囲気はありません。
逆に、「税理士たるもの事務所を構えるべし」という方は、事務所を構える税理士にお願いしたほうが相性が合う可能性が高いです。
ネットやSNSで検索してみる
物理的にも、心理的にも程よい距離感が大切かなと感じています。
「物理的な近さ 2~3:心理的な近さ 7~8」くらいの感覚で税理士を選んだほうが良いでしょう。
税理士に依頼する方と税理士の関係は、外注や下請けとは違います。また一方的に指導を受ける先生とも違います。
どのような税理士に仕事を依頼したいのか、ざっくりで構わないので、考えてみるのが良いかもしれませんね。
今の時代だとHP、ブログ、SNSをしている税理士が増えています。私もです。
大手の事務所も個人事務所もネットやSNSで検索すれば出てくるので、検索してみましょう。何かしら得られるものがあります。その中から心理的、物理的に近い税理士を探してみましょう。
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