何のこと?と思われるでしょう。
借入は返す義務があります。
当たり前です。
ですが、世の中には
・借入できるのは信用力のある証拠
・相続税が減らせる
といった謳い文句もあります。
たしかにどちらも正しいには正しいのですが。
事実をどちらの側面から見ているのかの違いだと考えています。
ルビンの壺ですね。
借入するにも収入証明を求めら、返済能力を判定されます。
審査が通るということは返済能力があるということ。
相続税はプラスの財産からマイナスの財産を引くので、借入があればマイナスが増えて相続税は減らせます。
とはいえ、借入は返す義務があります。
返せないほど借りるのはいつか破綻します。
相続税が抑えられるからといって、借入をしても返済するの相続人(残された家族)です。
ある方の返済予定表を確認すると利息しか払っていません。
1年くらいは元本据置なのかと思いきや、「死ぬまで利息のみしか払わない」とのこと。
「だって相続対策だから」って・・
財産もある程度分かっているので、このまま相続されたら税金は抑えられても借入の返済はしんどい(というか無理ゲー?)のではという事例に遭遇。
金銭感覚の方向性がある程度同じ方のほうが、お互いストレスなくすごせる気がしてきました。