支払調書で収入計上してしまっても良いと思うポイントと注意点

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フリーランスの確定申告で、支払調書がなくても確定申告ができることは知られていないと感じます。

給料の源泉徴収票は渡すことが必須ですが、支払調書は別に発行義務はないのです。

フリーランスの支払調書のあれこれ

 

支払調書が不要の確定申告書作成パターン

支払調書は1月中旬から2月上旬にかけて送られてくることが多いです。

毎月
・請求書や支払通知がある
・入金額を確認
しているのであれば、支払調書を待たずして確定申告が終わります。

↑の過去記事でも書きましたが、現金主義のものだったり、未払いが含まれることもあり割と独自ルールなのではないかと。

多くの場合は現金主義の印象ですが。

毎月の請求書(支払通知)と通帳での入金が確認できれば、支払調書は要らないですね。

毎月資料を出して頂いたり、単発でも資料をきちんと保管してくださる方は、「支払調書がなくて問題ありません」とお伝えしています。

 

支払調書で確定申告して良いかな~と思うタイミングと注意点

一方で「支払調書も送ってほしいです」とお伝えすることも。

請求書(支払通知)の抜けが多かったりした場合です。

本来は発生ベースで計上するのが原則ですが、「税務署から支払調書に合わせてほしい」といったことを言われた方もいます。

それなら支払調書で合わせちゃえばいいやって思います。

また3月に入ってから「請求書、支払通知を探してみます」と言われても、「じゃあ支払調書で」ってなります。

時間との勝負の面もあるので、ひとまず終わらせることが重要です。

来年から資料の保管をしておきましょう

とお伝えしています。

支払調書で経理するにもどうするのか悩みどころです。

↑確定申告では月別ごとに収入を計上します。

支払調書で12月にまとめて計上したら12月に1年分?ってことになります。

入金ごとに計上していき源泉税分を12月で調整するなどの対応が必要なのではないかと思います。
とはいえ、この方法は邪道ですし、本来は正しくありません。

 

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