独立して食えなかったら戻る選択肢も考えていました。
もし食えなない状態が続いたら、上場企業で「経理有資格者、35歳前後まで」という条件の求人を知り合いあの方から紹介してもらうつもりでした。
ただ、ランチしながらでの口頭での話だったので、どこまで確度の高い紹介なのか不明でしたが、大丈夫そうな印象でした・・!
選択肢を持っておきたい
選択肢を用意しておきたいタイプと、選択肢をあえて消して邁進するタイプがあるとしたら、私は選択肢を用意しておきたいタイプです。
独立で失敗(食えない)してもリスクヘッジできる選択肢があると安心しますし、その安心のもとで心に余裕のある行動できるからです。
・良い場所に事務所を借りて
・人を採用して
・高いソフトを揃えて
としていたら、どんなお客様でも仕事を引き受けざるを得なかったでしょう。
以前、勤めた会計事務所は、そういう感じでした。
独立して数年の若い事務所でしたが、どんなお客様でも受け入れていました。
安すぎる、(クレーマーっぽい)要求が多すぎる客が多かったです。
そういった経験をしているので、独立するときには”ひとり税理士”と決めていました。
今後、人を雇うことがあるのか分からないですが・・!
(たぶんないでしょうね)
断る、解約はすごい負のエネルギーを使います。
そういった負のエネルギーを使うことに体力を使いたくないので、固定費をかけていません。
創業融資はサラリーマンに戻っても返せる金額
創業融資で200万程借入しました。
独立前にとあるセミナーに参加しました。
そこで”200万くらいならマイカーローンみたいなもので、サラリーマンに戻っても返せる”というようなことを聞き、「なるほど!」と思いました。
借入することにビビっていた私は、背中を押され借入することができました。
飲食店などを経営する方に比べれば、金額は低いですが、それでも勇気のいることでした。
一般企業の経理を経験しておいたことで選択肢が増える
税理士は、会計事務所から独立するのが王道というか一般的だと感じます。
税理士資格を目指した大きな理由は、独立でした。
一度は典型的なサラリーマンを経験したかったこともあり、上場子会社経理に行きました。
当時は、定年まで在籍する心づもりでしたが。
経理に転職するときには思ってもいませんでしたが、独立して失敗して戻る場所としての”一般企業経理”という選択肢を持てます。
やはり、一般企業の経理を経験しているからです。
会計事務所でのサラリーマンと一般企業のサラリーマンでは、雰囲気が違います。
私は雇われるなら一般企業の経理に行きます・・!
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