法人化して個人事業主を存続させるか廃業するのかの判断材料

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法人化したときに個人事業主を廃業する方が多いのですが、個人事業主を残すかどうか検討される方もいます。

 

そもそもミニマム法人なら個人事業主は残す

そもそもミニマム法人なら会社+個人事業主のセットですので、個人事業主は残します。
むしろ残す一択です。

低い役員報酬で社会保険に加入し、税金は個人事業主で支払っていくのがミニマム法人の主な目的となっているからです。

年収100万円でも社会保険料が年間30万円【ミニマム法人】

 

法人と異なる業種なら個人事業主を残す可能性

個人事業主と法人がまったく別の事業であれば、個人事業主を残す選択肢もあると感じます。

(ミニマム法人も別事業が前提)

業種が異なるのであれば、個人事業主を残す可能性もあり得えます。

ただ怖いのが異なる事業であったとしても、外から見たら(税務署も含む)法人と個人の所得の付け替えをしているように勘ぐられてしまうリスクでしょうか。

いくら本人が「別事業をやっている」と主張したところで、「いやいや・・」となることも。どうしても見たいものばかり見てしまうのが人間でもあります。私も含めて・・

当然、メリットもあるにはあります。

別事業を展開しているので税負担もトータルだと抑えられる傾向にあります。

 

法人と個人事業主でのデメリット

法人化して個人事業主を残したら、法人と個人の確定申告が必要になってきます。

それもそれで面倒です。

当然ながら料金だってダブルでかかります。
個人事業主のほうが料金低めなところが多いにしろ。
クラウド会計も税理士費用もダブルです。

法人と個人を分けて管理できるのか?という疑問も。

自分で経理するのも大変ですが、税理士に記帳代行を依頼するのも大変じゃないの?と思ってしまいます。

「これは法人の経費(収入)、こっちは個人の経費(収入)」と分けて考えられるでしょうか?
それなら法人化したなら、法人一本のほうが良いのではないかと思ってしまいます。

 

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