税理士を探すとき、紹介、ネット、税理士紹介会社、クラウト会計から問い合わせるのが一般的な印象があります。
今回ご紹介するのは、ご自身の住所がある税理士会支部に問い合わせる方法です。
私も税理士会支部経由で紹介を受けたことがありますので、メリットデメリットを書いていきます。
申告する税務署と同じ地域の税理士会支部へ
ご自身が申告する税務署と同じ地域の税理士会支部に問い合わせをしてみます。
練馬区であれば、練馬東税務署と練馬西税務署があります。
それぞれ住所で管轄が分かれているので、東か西の税理士会に問い合わせることになります。
税理士会に問い合わせするメリット
「こういう税理士がいいな」という要望を伝えることが可能です。
(もちろん、完全に一致するかどうかは分かりません)
・税理士の年齢
・料金
などですね。
税理士紹介会社でも、「こういう税理士がいい」と伝えることができるのですが、税理士会支部への問い合わせでも可能です。
紹介会社との比較でいうと、本気度です。
紹介会社を利用して顧問契約をすると、税理士は年間報酬額の50%~70%近くを紹介会社に手数料として払います。
代わりに営業してくれたので、その手数料ですね。
ですが、税理士会の支部に依頼すると手数料は発生しません。
紹介会社からの問い合わせは「質(たち)が悪い」と思っている税理士も多いです。
紹介会社から問い合わせしてくる人は、基本的には顧問料を安く抑えたい方ばかりです。
「安く使ってやろう」という魂胆が見えてくるんですよね。
そういう人と一緒に仕事したいと思う税理士がいたとしても少数かなと思います。
税理士会への問い合わせデメリット
他の税理士との比較がしにくい
クラウト会計のように「税理士を比較したい」という方には向かないかもしれません。税理士会からは、要望に沿った税理士を複数紹介してくれるとは限らないです。
比較や相見積もりしたければ、税理士紹介会社やクラウト会計がいいでしょうね。
ただし、比較されているのは、こちら(税理士)としては嬉しいものではありません。
私は、クラウド会計からの問い合わせで比較されたときに受注したことはありません・・・(笑)
直接の問い合わせではご依頼頂きましたが、比較されると弱いですね。
そもそも比較されないようにしたいものです。
税理士会支部へ問い合わせしにくい
この記事を書くにあたって、近隣の税理士会支部のHPを見てみましたが、問い合わせしにくい印象でした。
それに、そもそも税理士の紹介をやっているのかも分かりません。
問い合わせフォームがある支部もあれば、電話番号だけの支部もありました。