確定申告のときによくある質問に「あとで税務署から納付書が来たら、払えばいいですか?」というもの。
みずから納税する
住民税、健康保険、国民年金は、各役所から納付書が来ます。
コンビニ払いをしている方もいるので、それと同じような感覚なのかもしれません。
住民税、国民年金、国民健康保険、水道光熱費のコンビニ払いはやめたい
ですが、所得税の確定申告書を提出しても、所得税の通知は来ません。
自ら払う必要があります。
所得税が申告納税制度だからです。
”みずから申告し、みずから納税”というスタイルです。
所得税 | みずから納税or引き落とし |
住民税、事業税、国民健康保険 | 各役所から納付書or引き落とし |
私のお客様の多くは振替納税を利用し、納付書を書いて納税されている方もいますが少数です。
振替納税がラク
私は振替納税をオススメしています。
振替納税の手続きをしておけば、申告書を提出(郵送でもe-taxでも)したら、何もしなくて大丈夫です。
税金分の金額は、きちんと入れておく必要がありますが。
3月15日の申告期限から1か月後ほどに、口座から引き落とされます。
引落日は、毎年少し違うので余裕を持った残高にしておきたいものです。
ちなみに2021年分の申告では、
・所得税➡2022年4月21日
・消費税➡2022年4月26日
となっています。
国税庁HPでも確認することができます。
将来的にインボイス制度が始まったときも、振替納税をしておくとラクになるでしょう。
👆にも書きましたが、所得税は還付だけど消費税が納税になるフリーランスの方が増えると予想されます。
消費税の納税、中間納税にも振替納税制度が利用できるので、便利でしょう。
現金で納税
税務署に現金を持参して納税することも可能です。
また、税務署で納付書をもらい銀行で納税もできます。
どちらも税務署に行く必要があります。
私は会計事務所に勤めていたとき、税務署に行き現金で納税したことがあります。
申告期限ギリギリでお客様に納付書を渡す時間がなく、会計事務所が立替えるときに利用しました。
税務署で納付書をもらって銀行に行くのがベターな気がします。
月末は混むので避けたいですし、振替納税を登録しておきたいものです。