大学受験の現代文(国語)が圧倒的に苦手だった。国語が原因で落ちまくった私が何かにとりつかれたように文章を読めた瞬間(降ってくる感覚)

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読書が得意な子は国語が得意と聞きます。

あと音読も良いとか聞いたことも。

今でこそ読書は好きですが、ジャンルを選びます。

仕事の本(税金や会計)も好き嫌いがありますし、他のジャンルはもっと好き嫌いが激しいです。

ブクログというサイトで読書記録を付けていますが、年間100冊弱読むほど本は好きです。

 

国語の成績が悪すぎて小学校4年生から塾に行かされました。
塾に行ってない私の息子のほうが成績が良いので、塾に行く行かないは全く関係ないですね。
国語の成績が「2」でもブログ書いてます!

読書や音読以前の問題だと思っています。

・落ち着いて読めるかどうか
・理解しようとする気持ちがあるかどうか
です。

私は興味のないジャンルだと心がシャットダウン(もしくはスリープ)してしまうようです。

文字を追って追っても、まるで理解できない。
終いには眠気が襲ってくる・・
ちょっとした障害だったのかもしれません。

今でこそ、難読症、識字障害、読字障害といった言葉もあります。
(なんでもかんでも○○障害と付ければ良いって問題でもないですが。それが製薬会社を儲けさせることになりますし、依存してしまうので)
トム・クルーズも文字が読めないのは有名な話ですね。

 

大学入試の現代文・・

本当に苦手でした。

試験に出てくる文章に興味がなさ過ぎて・・

「これを読みこなすのが大学生なのか・・」と自分がイヤになりました。

かといって、入学してみるとそんなこともなかったと思いますが。

現代文が壊滅的なので、英語と政治経済の2科目で点を稼ぎ、国語には期待しない戦略。
英語と政治経済で少しも失敗が許されない状況はメンタル的にも厳しかったです。
余計にうまくいかない負のスパイラルに陥っていましたね・・

 

塾の現代文の授業、定期的な模試、大学入試の現代文、ほぼほぼ意味が分かりませんでした。

「何言ってんの・・?」と。

とりあえず、テクニックだけで記号や穴埋め問題をやっていました。

とはいえ、そんな小手先だけで回答はできません。

”問題文を読んで聞かれたことに回答する”という当たり前のことができない・・

本当にしんどかったです。

興味がなさ過ぎて頭に入ってこないのです。

浪人のときいくつの学部を受験したのでしょう・・

さすがに20年ほど前のことで忘れかけていますが、10学区部は受けています。(同じ大学で複数学部受験)早稲田、法政、学習院、明治を受けました。

 

2月初旬から始まった入試期間も終盤に差し掛かっていました。

せっかく浪人までしたのに、その時点でほぼ全滅・・

「1校、受かった大学にいくかな~(先ほど挙げてない大学)」と諦めかけていたとき、終盤に明治大学商学部の受験でした。1校だけ合格していたのが救いではありました。

 

今でも試験当日のことで覚えていることがあります。

入試当日、明け方に割と大きめの地震がありました。都内で震度4だったと記憶しています。

そのため試験開始が遅くなりましたし、なぜか科目と科目の間の休憩も長めでした。理由は分かりませんが。

 

鬼門の国語、これが一番覚えています。

何かが振ってきた!ゾーンに入れた!のです。

この体験は忘れないと思います。

「文章を読んで意味が理解できる!!」とビックリです。

初めての体験でした。

当たり前のことかもしれませんが、私にとっては驚き。

同じ日本語とは思えない文章だと思っていましたが、そういった類の文章を読んでいる自分がいるのです。

”文書を読んで聞かれたことに回答する”という当たり前のことが初めてできた瞬間でした。

さすがに文章の内容までは覚えていませんが。

もがいてもがいて苦しんだ結果、引き寄せることができたのかなと。

国語の試験が終わったあと、「これは受かったな」と思いました。

 

帰りの電車の中のことも、うっすらですが記憶が残っています。

地震の影響で開始が遅れたり休憩が長かったこともあり、そのほかの入試と比べると遅めの時間帯でした。

夕日が見えたんじゃないかと。(記憶を美化するために誇張している可能性あり!)

いつもより窓から見える景色がゆっくりとしていたような気もします。(これも誇張か地震の影響でゆっくり走っていただけかも?)

 

後日、合格発表。

郵送でした。

10学部近く落ちていると精神的にはしんどかったです。

開封して「合格」を見たときは、嬉しいよりもほっとした気持ちのほうが大きかったです。

税理士試験もホッとした気持ちのほうが大きかったですね。

 

国語の入試で感じた”降ってくる感覚”がたまにあります。

頻繁に感じられるように感性や直観を磨きたいですが、頻繁に起きるものでは無いようです。

 

 

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