JDL組曲を導入して電子申告の設定が終わり、私の会社の電子申告をしたりお客様の届出関係を電子申告でやっています。
JDLを初めて利用するので、慣れないこともありスムーズには行ってないような気分でした。
ただ、JDLの電子申告の初期設定にかかった時間を集計してみたら、20時間弱でした。(設定、私の会社の電子申告、弥生からの取り込み、など含めて)
時間を集計してみて感じたのは、「意外と時間はかかってないな」でした。
初期設定しているときはスムーズに進まないので、ちょっとイライラしちゃっていました・・・
初期にある程度の時間を投下しておくと後の負担は軽い
JDLの電子申告初期設定で改めて感じたことは、「初期にある程度の時間を投下しておくと後の負担が軽い」ということ。
電子申告の初期設定に20時間。
1日8時間仕事すると考えれば、2.5日くらいです。
導入しているとエラーが度々出て、気分的にはしんどかったです。
私の会社の申告を紙ですれば、
「印刷➡レタパで郵送」なら1時間くらいあれば終了していたでしょう。
ただ、それでも電子申告の設定をしておいたほうが後々、時間を捻出できると考えてはいました。
勉強、スポーツも最初にある程度の時間を投下することでコツをつかめたりしますよね。
「1努力に対して成果は0.1・・」
みたいなことはしょっちゅうありましたし、これからもあるでしょう。
私がよく思い出すのは鉄棒の逆上がりですね。
最初はやってもやっても、うまくいく気配ないですが、続けているうちに回りそうになり、いつの間にかコツを掴んで逆上がりできるようになっている、あの体験です。
話はそれましたが、ひとり税理士で活動するなら電子申告はしておいたほうが良いでしょう。
以前勤めた事務所は紙申告だったので、本当にめんどくさかったです。
以前勤めた事務所では紙申告だった
以前、勤めていた事務所は紙の申告でした。
専用の用紙をコピー機に入れて、数字がきちんと枠に収まるように印刷するテクニックがついてしまったり・・(笑)
「なんで電子申告にしないんですか?」と聞いたことがあります。
その答えは、
・今更めんどくさい
・ハンコ押すのが仕事
・紙の申告書をファイルして納品すると喜ばれる
というものでした。
今さらめんどくさい
これは、分かる気もします。
200件(法人と個人のお客様合わせて)以上、新規で利用者識別番号を取得しないといけなくなりますからね・・(笑)
ただ、最初のめんどくさいを乗り越えれば、電子申告はラクです。
申告書が完成して社内チェックが完了すれば、データを流せば良いので。
月末最終日の郵便局にざわざわ並ぶ必要もありません。
めんどくさいのを乗り越えて電子申告を導入すれば、後々時間はもっと作れたでしょう。
目先の時間やお金を優先しすぎて、なかなか電子申告を導入する気になれなかったのでしょう。
ひとりなので目先の時間がかかることを承知の上で、電子申告を導入できました。
ハンコ押すのが仕事
確かに私の名前で申告書に初めてハンコ押したときの緊張感みたいなものは、未だに残っています。
自分の名前で出すわけですから、責任感も違います。
ただ、それが電子申告になったからといって責任が軽くなるものではありませんし、そもそもハンコを押すのが仕事ではありません。
紙の申告書をファイルして納品すると喜ばれる
紙があると「仕事やってくれてる」と感じるお客様が多かったと記憶しています。
会計事務所側としても、「申告書ファイルは、会計事務所の唯一の商品だ!」と教育されていました。
申告書ファイルで喜んで頂く方は、
・いつでもメールや電話で対応してほしい
・とりあえず会う
・資料はよくわからないまま、整理しないままドカーンと送る
傾向が強かったです。
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